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ミステリーゾーン”X”2011年渋谷区秋季シニア大会

- さらなる高みへの挑戦 「ミステリーゾーンX」始動 -


ミステリーゾーンの一つの進化の形として結成されたシニアチーム「ミステリーゾーンX」。写真撮影に応じるチーム初陣となるこの日のメンバーは後列左からバーグ後藤、F山本、ハイタワー西野、BC増田、スポーツバッグ小森。前列左からSS石川、AK44、SE光嶋、ビルマ今市の面々。黄昏中年達のはにかんだ笑顔はいくつになっても少年のようだ。

2007年6月、「ほぼシニア」とも言える平均年齢で結成された”黄昏中年バスケットボールチーム”ミステリーゾーン。年齢制限の無い大田区区民大会にエントリーする事はある意味”無謀” そして「ここはおじさん達もくるところじゃないよ・・・」と若者達に現実を知らされる・・・”と思われたがそのチーム名の如く”説明のつけようのない数々のミステリーを起こし勝利を重ねていく・・・デビュー戦となったオールドANA戦を100点ゲームの圧勝で飾ったチームはゲームを重ねる事に加速度的に進化、いきなり3部、そして2部と連続で準優勝を飾り最速で一部昇格を果たすと言うまさに”ミステリー現象”を起こしてしまう・・・
しかもその道程の中で時に運動能力に優れた若者達を嘆かせ名を馳せた強豪チームをいつのまにかミステリー空間に誘い息詰まる接戦を僅差で制したことは一度や二度ではない・・・そして2011年10月、ミステリーゾーンは新たに選ばれし者達でシニアチーム”ミステリーゾーンX”を結成、渋谷区シニア大会にエントリーし活動をスタートさせた。今日は幡ヶ谷にある渋谷区スポーツセンターで行われた記念すべきデビュー戦の模様をお伝えしよう。


2011年渋谷区秋季シニア大会
10月1日(土) 1回戦 対スーパージェッツ


試合開始早々、”X”はチーム最年長のAKがロングレンジを左コーナーから射抜いてチームを勢いを与えるとペイントゾーンでハイタワー西野、BC増田がその高さを生かしてゴール下を確実に沈めスーパージェッツのディフェンスがインサイドに集中したところにトップオブザキーからF山本がスリーを沈めるというバランスの取れたオフェンスを展開、試合を優位に進めていく・・・
しかし老獪さと高さを持ち合わせるスーパージェッツも時間の経過とともに反撃を開始、”リードを奪ってしまうとすぐ中だるみ現象”を起こすミステリーゾーンの悪い癖を引き継いでいる”X”に55歳のスーパーアスリート、ジェロニモno.5のミドルやバルカン宮島の巧妙なゴール下で喰らいついていく・・・
第2Qに入って流れを呼び戻したい”X”は「堅実なプレーと厳しいディフェンスでチームに安定感をもたらす」”チームの良心”ビルマ今市のスティールからこの日シニアデビューとなったSS石川がカットインからファールを誘うとSE光嶋もミドルジャンパーを右コーナーから沈め流れを引き戻したと思われたがホイッスル島田が気持ちの空回りからかミス、そして失速エアボールを連発、「昨日飲みで・・・今日も午前中仕事してきたので・・・」と言い訳をするこのルーキーにベンチからは「レーニンだな」「ここで正座させましょう」との厳しい激が容赦なく飛び交うとこれが効いたのか第2Q終わり間際に右コーナーからようやくミドルをヒット、30−16と大きくリードを奪い前半を終える。後半に入ると今日は本部に知られることなく秘密裏に作戦行動を遂行する”ペーパーバッグ”ではなく平常心で試合に臨める通常作戦版の”スポーツバッグ”小森が遥か遠くから光る視線に気にすることなくコートを縦横無尽に走り回り速攻からのレイアップ、そしてベースライン際からのカットインで次々にゴールに襲いかかり突き放しに掛かるが「チームとしての完成度は”X”よりも一枚も二枚も上手」のスーパージェッツもポセイドン鈴木、バルカン宮島が粘り強くボールに絡みゴール下で奮闘、放されまいと喰らいついていく・・・
そして45−28で迎えた最終Q、大量リードから「雑な攻めと単調なオフェンス」が重なりシュート確率が落ちてリズムを失いかけたところを新たにチームに加わったまさに円満家族の理想の父”バーグ”後藤が子供達をそっと見守る父親のごとくオフェンスリバウンドを拾いスーパージェッツの反撃の糸口を潰し勝負あり、ミステリーゾーンXがスーパージェッツを60−38で危なげなく下して快勝、幸先のいいスタートを切った。ー円熟の男達のさらなる高みへの挑戦ーミステリーゾーンXの旅は続く・・・


F山本からローポストでパスを受けるハイタワー西野。この190センチの高さを誇る大型センターの存在はペイントゾーンでチームにアドバンテージをもたらすとともにアウトサイドシューター達に十分なスペースと時間を与えて初戦快勝の原動力となった。

第2Q中盤、中だるみ状態に活を入れるミステリーゾーンX。空砲を連発し調子の上がらないホイッスル島田の表情が幾分青ざめて見えるのは気のせいか・・・尚この試合、ミステリーゾーンXは 15-4, 15-12,15-12, 15-10の全てのQを15点に揃えるミステリーぶりを発揮、やはりこのチームは何かを”持っている”ことは間違いないようだ。

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