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2015年大田区バスケットボール秋季大会 決勝


“全てに勝る”オアシスの攻撃に対し必死のディフェンスを見せる「黄昏中年バスケットボールチーム」ミステリーゾーン。

10月20日(火)、春季大会で対戦時には101-53と快勝を飾っている対戦結果から“順当勝ち”が予想されていたこの準決勝、しかしいざ蓋を開けてみると数名の選手を入れ替え戦闘力を向上させてこの試合に挑んできたチャミスルの仕掛ける言わば”リバースミステリーゾーン“とも呼ぶべき謎の空間に誘われしまい想定外の大苦戦、僅差を争う試合展開に持ち込まれてしまうものの残り2分を切った終盤の勝負所で長年チームを支えてきたベテランプレーヤー達が躍動、77−72で競り勝ち4年ぶりに決勝の舞台に舞い戻ってきた“黄昏中年バスケットボールチーム”ミステリーゾーン。今回は −世界中のバスケットボールファンがこの日が来るのを待ちわびていた− 奇しくもNBAが開幕した10月28日に時を同じくして開催された大田区区民秋季大会決勝、ミステリーゾーン対オアシスの激闘の模様をお届けしよう。


10月28日(水)決勝 対オアシス

試合は開始早々、“若さ”“スピード”体力“正にバスケットボールに必要な全ての要素に勝るオアシスは素早くボールをフロントコートに運ぶと態勢が整っていないミステリーゾーンのゾーンディフェンスの間隙を突いてチームの絶対エース#17 スカイホーク深田、そして#7イントルーダー宇賀神が正確無比なミドルジャンパーをヒット、”アップテンポな攻撃を仕掛けると同時に54歳を筆頭に平均年齢で40歳を優に超え体力面に於いて一抹の不安を抱えるミステリーゾーンの体力を消耗させていく“バスケットボールを展開、順調に得点を重ねていくがミステリーゾーンはすぐさま反撃、バター梅津のパワープレーに続いて久しぶりの出場となったレスキュー晃平がファーストタッチで鮮やかなミドルジャンパーを左ベースライン沿いからヒット、さらにはしなやかな身のこなしでディフェンダーのマークをかわしドライブを捻じ込み連続得点、その後両者互角な戦いが続いていくも「今日の相手はほぼシニアチーム・・・勝って当たり前・・・」の潜在意識からか攻撃がやや雑になりオアシスのシュートが落ち始めた5分過ぎ、この機を逃すことなくミステリーゾーンが攻撃のギアをシフトアップ、SS石川のフローターショットに続いてF山本がディフェンダーの厳しいマークの間隙を突いてロングレンジを射抜いて均衡から抜け出すとキャノンボールしんのドライビングレイアップに続いてバター梅津がリバウンドで競り勝ち続け様にボールをゴールに捻じ込み試合前に予想を覆して25-15とオアシスに10点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入ると自力に勝るオアシスが反撃を開始、“思わぬ大量リードで気が緩んでしまったのか”ミステリーゾーンは不用意なパスからロストボールを連発するとこれを難なくイージーレイアップを沈めて試合の流れを手繰り寄せるとここからタイトなマンマークから次々とボールを奪い瞬く間に得点を挙げてしまう怒涛のオフェンスを展開、さらにはディフェンスでもミステリーゾーンの反撃を許さず25-25の同点に追いつくことに成功する・・・

オアシスの猛攻撃を受けてたちまち同点に追いつかれてしまったミステリーゾーンはすかさずタイムアウトを要求、一呼吸入れて“悪い流れ”を断ち切りたいところだが焦りからか1Qのようにパスが回らず苦し紛れの単独攻撃が続いてしまい大失速、なかなか得点を挙げる事が出来ないでいると“一気にたたみ掛けろ!”とばかりに再びオアシスが二次攻撃を開始、スカイホーク深田が連続スリーに続いて華麗なドライビングレイアップを捻じ込み一気に逆転に成功、さらにリードを拡げていく・・・

しかし残り3分、瞬く間に二桁の差を付けられてしまったミステリーゾーンはキャノンボールしんがスリー、SS石川がミドルジャンパーを続け様にヒットさせ応戦、32-38と得点差を縮めるものの逆にオアシスに6点のリードを奪われ前半戦を終える。

後半に入るとこれまで“時折顔を覗かせていた”精神面、体力面を含めた好不調の波がすっかり影を潜めこの秋季大会を通じて「チームの不動のセンターとして攻守に安定したプレーを披露している」バター梅津が持ち前のパワーを活かして連続得点、さらにはレスキュー晃平が“疲労からか足が止まってきた”ディフェンダーのマークの隙を突いて積極的にドライブを敢行、圧巻の3連続ゴールで半ば強引に試合の流れを手繰り寄せるとここから「追う者、そして追われる者・・・両者一歩も引かない“やられたらやり返す、そして入れられたら入れ返す」1プレー毎にリードチェンジを繰り返す激しい攻防が続いていくが残り3分、ここでオアシスのエース、スカイホーク深田が痛恨の4つ目のファールを犯しベンチに下がり「この機に乗じてミステリーゾーンが一気にたたみ掛けるか・・・」と思われたがオアシスはこのチームの危機に#7イントルーダー宇賀神がステップアップ、ミドルジャンパーに続いて連続でスリーをヒット、さらには途中出場を果たした#18アンカー松井の長距離砲も炸裂、得点差を拡げて突き放しに掛かるがミステリーゾーンもすぐさま反撃、前半から”ボールを繋ぐ“攻撃のバランスを保つ”いわゆるチームの潤滑油的な存在として、そして身体を張ったディフェンスでスタッツには記録されない部分でしっかりと”自分の仕事“を遂行してきたDG浅井がスティールでボールを奪うとキャノンボールしんとレスキュー晃平との2メンゲームやF山本のミドルジャンパーで応酬、さらにはQ終了間際にはバター梅津が豪快なリバースレイアップを捻じ込み53-54と1点差にまで詰め寄る事に成功、決勝戦に相応しい緊迫した攻防が続いていく激闘はいよいよ勝負の最終Qに突入する・・・

第4Qに入ると時間の経過と共に正確性が向上してきたキャノンボールしんとレスキュー晃平のコンビプレーを軸にオフェンスを組み立て得点を重ねていくミステリーゾーンに対し試合前、“絶対優位”と見られ“シニアチーム”に負ける訳にはいかないオアシスは前半からそのパワーを見せつけていた重戦車#10 シャーマン石川のインサイドプレーや好調アンカー松井がロングレンジで応戦、僅差の戦いが続いていくがこの大事な局面でトラベリングやバッドパス、さらには必要のないファールを犯してしまい次第に試合の流れはミステリーゾーンに傾き始め1点、2点・・・少しづつ離されて始めると残り3分、キャノンボールしんがトップオブザキーからロングレンジを射抜いて70−62と8点差にリードを拡げこの一撃で「試合は決したか・・・」と思われたがそう簡単には白旗を挙げる訳にはいかないオアシスは諦める事なく猛追を開始、シャーマン石川の連続得点、さらにはイントルーダー宇賀神の速攻も決まりカムバックに成功、72-68と4点差に詰め寄るとこの残り2分を切った緊迫した場面でミステリーゾーンに突如として暗雲が覆いかぶさってしまう・・・この試合29得点とオフェンスの核としてチームを牽引してきたレスキュー晃平が両足を攣るアクシデントが発生、代わりにAKがコートに入ると残り1分、一瞬の隙が出来た左ベースライン沿いから“諦めることなく襲いかかってきていたオアシスの心をへし折る”値千金のバンクスリーをAKがヒット、準決勝に続いて「全ての空気を変えてしまう」勝負所での大ベテランの一撃で75-68と得点差を拡げると最後はオアシスの仕掛けてくるファールゲームにも落ち着いてボーナススローをしっかり決めて勝負あり、81-71でミステリーゾーンがオアシスを下し創部9年目にして初優勝を飾った。


この試合29得点をオフェンスを牽引、優勝の大きな原動力となったレスキュー晃平。 久しぶりの出場ながら素晴らしい活躍を披露、試合終了後レスキューから”シルキースムース“にa.k.a昇格を言い渡された。

オアシスの二人のディフェンダーに囲まれながらもボールをゴールを捻じ込むバター梅津。この日も12得点、さらにはリバウンドでも奮闘、チームの初優勝に大きく貢献した。

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