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Dleague LOOKINSIDE 2017

第111回 ― 30年度Dリーグ春季大会 戦力分析 ―


【再び頂点を目指すネオクラゲ】



1956年11月25日未明、フィデル・カストロ率いる革命軍は8人乗りのプレジャーボート、「グランマ号」に定員の10倍に及ぶ“82人”の同志と共にメキシコ湾を出発、吹きつける強風と荒波に苦しめられながらも12月2日に故郷のキューバに到着するのも束の間、密告を受けて待ち伏せしていた“独裁者”バチスタ将軍率いる政府軍に急襲され多くの隊員が戦死、82人いた隊員は僅か17名となってしまう・・・

しかし命からがら逃げ込んだシエラ・マエストラの山中で残された隊員達に向かって絶対的なリーダー、フィデル・カストロは「バチスタの命は尽きたと同じ、俺達は必ず勝つ!」と力強く宣言、多くの隊員を失った絶望的な状況に追い込まれた直後、そして飛行機も戦車も保有する2万人を超える政府軍に勝てると真顔で演説するカストロの言葉にチェ・ゲバラをはじめとする同志達もさすがに信じる事は出来なかった・・・

しかしカストロは「山岳地帯において飛行機からの攻撃はそれ程の脅威にならない事、戦車に至っては急な勾配がある山岳地帯では使い物にはならない事を、2万人いるといっても一遍にこの険しい山中の中では兵士を展開出来ない事を、そして何よりも圧政に苦しめられていた −5万人を超える農民達は− 食糧を搾取し女を辱めに合わせる非道の限りを尽していた政府軍に一様に“怒り”そして“恨み”を抱いている住民感情を既に察知していた・・・

−政府軍が農民に与えるのは“鉛の銃弾”、もしくは“鞭”であったとは対照的に−革命軍は農民から食糧や薪等を得る場合、必ず代金を支払う事で農民達の信頼を得ると、やがて多くの農民が革命軍に加わりその勢力を拡大、そして1957年12月29日 −3000人の政府軍に対し僅か300人の革命軍が”キューバ開放“を果たさんと心を一つにして決死の総攻撃を開始− 苦戦が予想されたこの州都サンタクララでの三日間に渡る激戦を制し1958年1月1日、首都ハバナを開放、遂に革命政権が誕生した・・・

27年秋季大会終了後、カルロ小杉に代わり新たにキャプテンの座に就いたHG小田川は下位低迷が続いていたチームの欠けている部分や問題点を掌握、28年1月の練習からすくざまチーム改革に着手、個々の意識、練習方法の改善、コート内外での約束事の徹底に取り組むとチームは瞬く間に再生、中軸を担う若手メンバーとチームを支えてきたベテラン、そして新たに加わった新メンバーが見事に融合、28年秋季大会で5年ぶり4度目のリーグ優勝を成し遂げたネオクラゲ。

しかしながらその後は5位、6位と下位低迷が続き既に“2年前を勢い”を失っているようにも映る・・・

今回は再び低迷期に足を踏み入れてしまっているかもしれないネオクラゲの前回大会の足跡と各部門のチームスタッツを交えて戦力を分析、チームの問題点を探っていくことにしよう。

10月22日、大会初日でのファイブファールズ戦では序盤から両者譲らず僅差の鬩ぎあいが続いていくも、終盤ファイブファールズの僅かな隙を突いて勝負所でスパーク、63−47で快勝、幸先の良いスタートを切るも続くオールディーズ戦では時間の経過と共にじわじわと引き離されて47−69と完敗、しかし続くブッダ戦では連覇を目指ディフェンディングチャンピオンに対して一歩も引かない互角の戦いを披露、あと一歩のところまで追い込むものの57−60と惜敗、続くセガにも最終Q終了間際まで僅差の戦いを続けるも59-66で敗れると“集中力を失ってしまったのか”優位と予想されていたキングサンズとの試合でも後半に入ると試合の主導権を握られ57-66と敗北、1勝4敗の最下位で大会を終えた。

次に前回大会に於ける1試合当たりの各部門でのチームスタッツの数値を確認してみることにしょう。


【29年秋季大会 6位 1勝4敗 勝点 7】】平均得点:51.2 C 平均失点:48.4 @ 得失点差:+2.8 C リバウンド:14.0 E アシスト:7.0 E スティール:5.8 A 3P成功数:4.6 @(○は順位)

上記の数値を解析すると1勝4敗でキングサンズ、ファイブファールズと並んではいるがキングサンズ、ファイブファールズの得失点差が大きくマイナスに振れているのとは対照的にリーグ1位を記録した平均失点が功を奏してか、得失点差は+2.8となっている。

また先に述べたディフェンス力に加えて“機動力や俊敏性”の一つの尺度となるスティール、あるいはリーグ1位を記録した3P成功数は秀でている一方で、リーグ最下位を記録したリバウンド、また課題であるアシスト数も前回大会に続いて最下位を記録、 −アシストからの得点でなければ駄目だ・・・とは言わないまでも優勝したブッダ、準優勝したセガ、そして3位のオールディーズのアシスト数と比較するとかなりの開きがあるので先に挙げたリバウンドと合わせてアシストへの意識を持つことと、そしてもう一つ、毎回課題に挙げられる得点力不足の改善 −難しいシュートやディフェンダーに囲まれたタフショットを捻じ込むのではなく、如何にイージーバスケットを確実に決められるか− が春季大会に挑むチームの改題となるだろう。

それではここでチームのロースターを確認することにしよう。

2年前、類稀なリーダーシップを発揮しチームを牽引、4度目の優勝にチームを導いたフロアアリーダー、HG小田川、今大会よりキャプテンに就任、気合の入る機動力と正確なミドルジャンパーを併せ持つセンタープレーヤー、DICE-K、潤滑油的な存在として“繋ぎ”のプレーでチームに息吹を与えるカルロ小杉、フロアバランスをいち早く察知、チームが“今”必要としているプレーを的確にこなす判断力を持つユーティリティプレーヤー、スピィーディーロダンゆうま、リーグトップクラスのクイックネスと長距離砲が武器のクイック五十嵐、前回大会、ライバルチームを震え上がらせたロングレンジシュートとタイトなディフェンスを併せ持つゴーカート山本、持ち前のリバウンドに加えてミドルジャンパーの精度を向上させてきたスパイダーマン金子、ディフェンダーを幻惑させるクリエイティブなパスとロングレンジショットと豪快なドライブを併せ持つ得点能力にも長けたオールラウンダー、プレデター黒田、全力プレーと獲物に喰らいつくようなリバウンドが持ち味のファイター、アノニマス大田、そして謎の長いブランクからようやく練習に復帰、奮起が待たれる“湯煙り慕情”サブで構成されるチームの未来を担う若手メンバーと“教官”とも揶揄される卓越したテクニックは未だ健在、バックアップポイントガードを務めるコンダクター富坂、力強いリバウンド、確実なゴール下、そして防御不能のターンアラウンドショットを併せ持つバッドマウス武藤、ここのところ酒は絶てないものの連夜に及ぶ深夜の極秘トレーニングで減量に成功し機動力が飛躍的に向上した持ち前のパワーを生かしたインサイドプレーと正確なミドルジャンパーが武器のドレクスラージョーダン末次、気持ちが入った力強いリバウンドと執拗なディフェンスでコートにエネルギーを注入するチームになくてはならない存在のリムプロテクター、アロンゾ河原、そして57歳、最年長のAKのチームの礎を作り歴史に足跡を残してきたベテランメンバーが融合、2年ぶり5度目の優勝を目指す。

今から約60年前、多くの兵士を失った絶望的な状況の中で“残された兵力で何が出来るのか”そして“圧倒的な物量と兵器を持つ政府軍に弱点や隙はあるのか”そして今置かれている環境を合わせ考えて現状を分析、誰もが“圧倒的不利”そして“絶体絶命”と思われた中で勝機を見出し“奇跡”とも呼ばれるキューバ革命を成功させたフィデル・カストロ・・・そして低迷を続けていたチームの問題点を探りだし、解決する為の正しい方法をチームに浸透させ4度目のリーグ優勝にチームを導いたHG小田川・・・

2人が成し遂げた事柄はそのスケールや時代背景、歴史的重要性は全くを持って異なるものの、様々な問題点を解決する為には彼等が行ったように現状の正確な把握と分析、そして正しい方法や戦術を選択、確実に遂行する事にある。

果たしてネオクラゲは前回大会の試合を通じて、この半年間における練習や完膚なきまでに叩きのめされた過日の練習試合の中で“今、自分達に欠けている、あるいは問題点はどこにあるのか”を如何に感じ取ったのか、そしてその問題点の解決策を見出し、来る春季大会どのような戦いを見せるのか・・・その答えはもうすぐ明らかになるだろう。




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