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Dleague LOOKINSIDE 2018

第118回 ― 30年度Dリーグ秋季大会 戦力分析 ―


【新たなるスタートを切るネオクラゲ】



−あと1点入れていたら・・・− 前回大会、3連覇を狙うブッダに逆転勝ち、一躍優勝候補に浮上したものの「勝てばほぼ優勝が決定する筈だった・・・」オールディーズ戦、終盤までリードしながらも勝ち切れず60-60で引き分け、1年半ぶりとなる優勝を逃したネオクラゲ。

今大会はメンバーに変動はないものの、ここ数年間、リーダーとしてチームを牽引してきたHG小田川に代わってスピィーディーロダンゆうま、DICE-K、クイック五十嵐、そしてプレデター黒田がチームを牽引する新体制に移行、再スタートを切る。

今回は新体制をなって変革の時を迎えようとしているネオクラゲの前回大会の戦いぶりを振り返ると同時に各部門におけるチームスタッツから彼等の戦いぶりを分析、次期大会での課題を探っていく事にする。

それでは手始めに前回大会での彼等の足跡を辿ってみることにしよう。

開幕戦のセガ戦ではディフェンスリーダー、HG小田川が牽引するタイトなマンツーマンディフェンスが炸裂してセガのオフェンスを分断、71-47と快勝、素晴らしいスタートを切ると続くブッダ戦ではエース、ファイナルアンサーりょうが欠場するものの見事なパスワークで代わる代わる得点を重ねていくブッダのオフェンスの前に沈黙、第3Qを終えて3連覇を狙うディフェンディングチャンピオンに23-38と15点差を付けられ「完全に負け戦・・・」 と思われたが迎えた最終Q、遂に伝家の宝刀のマンツーマンディフェンスが炸裂、やや疲れが見えてきたブッダから次々にボールロストを誘発、これを確実に得点に繋げていくと残り30秒を切って逆転に成功、なんと18-0と王者をこのQ完封、41-38と逆転勝ちで2連勝、5度目の優勝に大きく踏み出したかと思われたが続く −既に2連敗と優勝圏外に去り、モチベーションも低下していると思われていた・・・−ファイブファールズとの第3試合では「既に次期大会へと気持ちを切り替えこの試合に臨んできた」ファイブファールズに攻守に圧倒され40-52と完敗、続くブッダ戦では終盤の追い上げを受けるも69-63で逃げ切り3勝1敗で迎えた運命のオールディーズとの最終戦、この試合に勝てばブッダ、あるいはオールディーズに並ばれようとも「直接対決の勝敗」で1年半ぶり5回目の優勝が決まる試合で序盤,7−0とリードを奪い試合を優位に進めていくが最終Qで逆転されてしまい万事休す・・・かと思われたがオールディーズのミスから土壇場で60-60の同点で迎えたラストポゼッション、デザインされたプレデター黒田のドライブはリングを舐めるように外れてゲームセット、3勝1敗1分でオールディーズと並んで大会を終えた。

次に前回大会に於ける1試合当たりの各部門でのチームスタッツの数値を確認してみることにしょう。

【30年春季大会 2位 3勝1分1敗 勝点 12】平均得点:56.2 A 平均失点:52.0 B 得失点差 +4.2 B リバウンド:26.8 B アシスト:9.4 D スティール:6.4 @ 3P成功数:4.4 B(○は順位)

一時は慢性的な得点能力不足に陥っていたがここ1年は得点力が向上、アシスト数が少ないのは変わらず課題が残るものの他の部門は総じて悪く無く、爆発力という点では物足りなさはあるのかもしれないが強固なディフェンスが軸となっている為、数年前の下位低迷時代に多く見られた大差を付けられて負ける試合が大きく減少、僅差の試合でも勝ちきれるようになっているのはチームとしての成長の証だろう。

また、先にも触れたようにここ数年チームを牽引、ディフェンスを再構築し最下位に沈んでいたチームを優勝に導き大きな役割を果たしたHG小田川に代わりスピィーディーロダンゆうま、DICE-K、クイック五十嵐、そしてプレデター黒田がリーダ−を務める新体制は −勿論いい部分は引き継ぎながらも−新しい色が出てくるものと予想され練習メニューも変更され、これまでのディフェンス重視したスタイルからクイック五十嵐、プレデター黒田の攻撃力を最大限に生かす形に変化する事が予想されるものの、新体制が“形”になるまでは暫く時間が掛ると予想され、今大会は優勝を目指すというよりは試合を重ねる事で「チームとして如何に成長出来るのか」が問われる戦いとなるだろう。

ここで新体制で新たなスタートを切るチームのメンバーを今一度確認しておこう。

静かに闘志を燃やす新しいチームのキャプテン、DICE-K、名うてのディフェンダーをいとも簡単に置き去りにするリーグトップクラスのスピードが武器のクイック五十嵐、攻守にバランスが取れたオールラウンダーのスピィーディーロダンゆうま、持ち前のターンショットに加えてミドルジャンパーの精度を挙げてきているスパイダーマン金子、卓越したボールハンドリングとパワー、そして卓越したコートビジョンから正確なアシストパスを送るプレデター黒田がチームのコアを形成、これに“繋ぎのスペシャリスト、カルロ小杉、持ち前のロングレンジシュートに加えタイトなディフェンスを併せ持つゴーカート山本、バックアップポイントガードを務める湯煙慕情さぶ、チームで最もリバウンドに喰らい付くガッツマンのアノニマス太田、そして二人の女性プレーヤー、アウトサイドシュートと身体を張ったディフェンスが武器のa.k.a“SK-2”から変更した“ホワイトフェアリー”麻衣、驚異の確率であらゆるスポットからシュートを決める事が出来る生粋のシューター、こちらもa.k.a“PAC3”から変更、“ポムポムプリン”あさの若手プレーヤーがチームのローテーションメンバーになる事が予想され、ミドルジャンパーの精度を各段に向上させているドレクスラージョーダン末次、リバウンドに無類の強さを発揮するかつてのMVPプレーヤーのアロンゾ河原、豪快なドライビングレイアップが武器のバッドマウス武藤、そしてチーム最年長、57歳のAKの50歳“50歳オーバーカルテット“と現在チームを離脱中ながら「スポット参戦する可能性がある」HG小田川は彼等のバックアップを務めることになるだろう。

−先にも触れたが− 数年前、HG小田川がどん底に喘いでいたチームを立て直し優勝に導くまで2年の月日が擁したように新体制となったチームがいきなり結果を出す事は考えにくく、暫くは“我慢の時期”を経験しなければならないのかもしれないが、だからと言って“組み易し”と穿った気持ちを持って彼等との試合に臨むと前回大会のブッダ戦の第4Qで18-0と完封、シャットアウトし15点のビハインドから逆転勝ちを飾ったように「たとえ王者であろうとも粉々に噛み砕く鋭い牙を持ち合わせている」事は疑いようがなく、対戦相手は彼等に敬意を払い、十分すぎるほどの警戒が必要だろう。


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