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Dleague LOOKINSIDE 2019

第127回 ― 31年度Dリーグ秋季大会 戦力分析 ―


【5度目の優勝を目指すネオクラゲ】



1年前の春季大会では”この試合に勝てば優勝が決まる試合で序盤から優勢に試合を進めながらも試合終了間際に追いつかれて60-60の引き分け、そして前回の秋季大会では残り10秒でスマイリーアサシンかおるにゲームウイナーを決められて68-69と逆転負けを喫し“絶対王者”オールディーズに二度に渡る“真剣勝負”を戦う中でまざまざと“1点の重み”について教えられたネオクラゲ。

しかしながら昨年の春季大会終了後、ここ数年、チームを牽引してきた“絶対的なチームリーダー”HG小田川が一時的にチームを離れる事による急激な“地盤沈下”が危惧されていたが代表を務めるDICE-Kをはじめとするチームの未来を担う若手メンバー達が精神面で飛躍的にステップアップ、練習メニューの変更、チームミーティングの大幅な増加など更なるチーム改革に着手、それが功を奏したのかここ直近2大会は優勝こそ逃しているものの上位チームと互角の勝負を繰り広げ、5回目の優勝に向けて“あと1歩”あるいは“手が届く”位置にポジションを取っている事には疑いようはなく、次期大会は5回目となるリーグ制覇、即ち“頂点を目指す”戦いとなる。

今回は新体制をなって1年が経過、自力をつけつつあるネオクラゲの前回大会の戦いぶりを振り返ると共に各部門のチームスタッツや個人成績から彼等の戦いぶりを検証、次期大会に向けての課題を一緒に考えていく事にしよう。

それでは例によって前回大会での彼等の足跡を辿ってみることにしよう。

開幕戦のセガ戦ではクイック五十嵐、DICE-Kがオフェンスを牽引、試合開始からセガを圧倒、第1Qで25-9と大量リードを奪うものの、第2Qに入ると目を覚ましたセガの猛攻に合い瞬く間に得点差を縮められてしまうものの終始二桁のリードを保ちそのまま押し切り69-56で快勝、開幕戦を制すると続く秋季大会で敗北を喫している“やや苦手意識のある”ファイブファールズとの対戦は第1 Qで11-7とリードを奪うものの第2Qに入ると −既に第1試合でブッダに60−66と敗北、“優勝の可能性をほぼ失ってしまう事を意味する”連敗だけは絶対に避けておきたい− ファイブファールズが反撃を開始、このQでチームが挙げた16点中12点を叩き出したウイングプレーヤー、ソレイユぴながオフェンスを牽引、23-23と同点に追いつかれてしまうもののネオクラゲは第3Qに入ると再び反撃を開始、瞬く間に二桁差にまでリードを広げると試合終盤、ファイブファールズの猛攻を何とか凌いで59-56で大会2連勝を飾ると第3戦で前回大会で引き分けた“宿敵”オールディーズと激突、試合開始から優勢に試合を進めるネオクラゲは前半を終えて45-36とオールディーズからリードを奪い“このまま逃げ切のるか”と思われたが第3Qに入ると突如リズムを失ってしまったチームはピタリと得点が止まってしまうと逆に51-56と試合をひっくり返されてしまう・・・

そして迎えた最終Q、反撃に転じたネオクラゲはクイック五十嵐のロングレンジで68-67と逆転に成功するも残り10秒でスマイリーアサシンかおるに決勝点となるフローターを決められオールディーズに69-68と痛恨の逆転負け、続くブッダ戦ではDICE-K、スピィーディーロダンゆうまの中軸選手が欠場する中、気持ちを切り替え65-58で勝利するも最終戦のキングサンズ戦では序盤8-1とスタートダッシュに成功するも−チームの勢いの差−が出たのか、第1Q終盤で逆転を許すと終了間際に2点差にまで追いすがるも逃げ切りを許して61-66で敗戦、2大会連続で優勝争いに加わるものの3勝2敗 勝点11の3位で大会を終えた。

次に彼等の前回の30年秋季大会と前々回の春季大会に於ける各部門のチームスタッツを比較して検証してみる事にしよう。

【30年春季大会 3位 3勝1分1敗 勝点 12】平均得点:56.2 A 平均失点:52.0 B 得失点差 +4.2 B リバウンド:26.8 B アシスト:9.4 D スティール:6.4 @ 3P成功数:4.4 B(○は順位)

【30年秋季大会 3位 3勝2敗 勝点 11】平均得点:64.0 A 平均失点:61.0 C 得失点差 +3.0 B リバウンド:32.0 A アシスト:11.0 Aスティール:6.8 @ 3P成功数:6.4 @(○は順位)


数年前まで得点力不足に喘いでいたのが嘘のように得点力が飛躍的に向上した30年春季大会よりも秋季大会ではさらに平均得点が8点近くも向上、しかしながら −それに反比例するように− 平均失点や得失点差がやや下がってしまっているのは気になるところだが、以前から課題となっていたアシスト数は2位を記録、そしてディフェンスの強度を表す一つの数値を示すリバウンドは2位、スティールは1位、さらには3Pに至っては6.4本とリーグ断トツの1位を記録するなど全てのカテゴリーのチームスタッツを向上させた事は彼等が正しい方向に向かっている何よりの証明で、日々練習を積み重ねてきた何よりの賜物だろう。

しかしながら成長を続ける若いチームに問題が無いわけではない。

キングサンズ戦、そしてブッダ戦の第1Q、そしてオールディーズ戦での第3Q・・・ −特にオールディーズ戦では最大13点差、前半を終えても9点のリードを奪っていた− チームはリズムを失ってしまうとオフェンスでは大量リードからくる“安心感”が招いてしまう雑なプレーや強引なシュートや誤ったシュートセレクション、そしてデイフェンス面では集中力や意志疎通を欠いてしまい簡単に得点を許してしまう場面が往々として見られるのでベンチワークを含め、この問題を大会までに如何に改善出来るか否かが現在のポジションから飛躍する為の大きなカギとなるだろう。

ここで新加入が予定されている二人のルーキーを加えたチームロースターを確認しておこう。

2019年度より新たにキャプテンに就任、「チーム全員で勝つ」スタイルを標榜、年齢層の幅広いチームをまとめ上げていくと共に、持ち前の機動力と力強いリバウンド、そして精度が高いミドルジャンパーを兼ね備えるスパイダーマン金子、代表としてチームを取り纏めるとともにスキルの向上に余念がないDICE-K、ロングレンジシュートとキレのあるドライブで今大会もデイフェンダーを悩ませるであろうスピードスター、クイック五十嵐、攻守にバランスの取れたユーティリティプレーヤー、スピィーディーロダンゆうま、ドライブ、アシスト、ミドルジャンパー、そして広いコートビジョン、“全てを兼ね備える”プレデター黒田、“繋ぎの道を究めるか”ベテランの域に入ったカルロ小杉、持ち前のロングレンジシュートに加えタイトなディフェンスを併せ持つゴーカート山本、バックアップポイントガードとして前回大会ではアシストを量産、その存在感を増しつつある湯煙慕情サブ、独自の嗅覚でボールの落下地点を素早く察知、リバウンドを拾いまくるアノニマス太田、ランプレーとアウトサイドショット、そしてタイトなディフェンスが武器の“ホワイトフェアリー”麻衣、正確無比のロングレンジシュートに加えてディフェンダーとの“間”を読んだドライブで得点を量産する“ポムポムプリン”あさのチームの未来を担う若手プレーヤーに加えて春季大会より新加入が予定されているゲームメイクもこなせる堅実なプレーとロングレンジシュートが武器のa.k.a“アイボリー”musule”モトルとストリートテイスト溢れるアクロバティックなプレーとタイトなディフェンスが武器のa.k.a“カーボン”GP“瓜生がチームの中核を成すと予想され、これにオフシーズンに内臓を含め心身を鍛えなおした成果か、2月に開催されたシニア合同練習会ではキレのある動きから得点を量産、”絶好調“が伝えられているドレクスラージョーダン末次、永らく苦しんだ右肩の故障と腰痛も完治、復活を期すアロンゾ河原、昨秋に負った膝の故障と新たに発症した右肩痛はやや気になるものの持ち前のリバウンドと豪快なドライビングレイアップを駆使、次期大会でも対戦相手を苦しめるであろうバッドマウス武藤、そして五十肩に加えて3月上旬に右踵を骨折、復帰を目指すチーム最年長、58歳のAKの“50歳オーバーカルテット“と現在チームを離れている”3年前、下位を喘いでいたチームを優勝に導く原動力“となったHG小田川は前回大会同様、彼等を支える役割を担う事になるだろう。

−先に記したように− チームは積み重ねてきた練習によって全ての部門で向上させたチームスタッツをはじめとする数値に現れる部分はもとより、目には見えない部門でも進化を遂げている・・・

前々回、そして前回とあと一歩のところで優勝を逃してきたネオクラゲが“1点”に泣いた教訓を糧に来る春季大会でも再び優勝争いに加わってくると筆者は予測する。


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