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ヤマクラゲシニアツアー2019春
31年度大田区春季シニア大会の第1試合 対DONUTS戦の前に恒例の記念撮影に応じるヤマクラゲメンバー、前列左からDG浅井、AK、今回初参加となるナイト足達 後列左からハリケーンつっちー、クイーンアルマジロめぐ、SS石川、ペーパーバック“beast”小森
ここのところ不調が続いていたものの5月25日に開催された第8回Dリーグレジェンド大会では3勝1敗の準優勝と復調の兆しを見せているヤマクラゲ。
今回は新元号、令和となって初開催となる2019年度大田区シニア春季大会 6月15日(土)の大会第1日目、DONUTS戦、及び22日(土)大会第2日目のオールディーズとの激闘の模様をお届けしよう。
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第1戦【6月15日(土) DONUTS対ヤマクラゲ】
試合は開始から連続長距離砲、そしてインサイドへのドライブとバランスのいい攻撃で得点を重ねていくDONUTSが常に先行する形で試合は進んでいくも残り5分と切ったところでヤマクラゲはDG浅井がスリーと挟んで2本のミドルジャンパーをヒットし反転攻勢に転じるとペーパーバッグ小森のパワープレー、SS石川のドライビングレイアップで瞬く間に13-13の同点に追いつくとQ終了間際にDG浅井からのパスを受けたAKが左ベースライン沿いからロングレンジを一閃、16-13と逆転に成功し第1Qを終える。
続く第2Q、連続得点に成功、再び息を吹き返したDONUTSがスパーク、勢いを持続し得点差を拡げていくがヤマクラゲはSS石川が“そうはさせじ”とばかりにステップアップ、速攻からのレイアップ、ミドルジャンパー、そして見事なボディバランスを駆使してインサイドに切れ込みドライビングレイアップを捻じ込みオフェンスを牽引、さらにはクイーンアルマジロめぐ、ハリケーンつっちーが執拗なディフェンスで試合の流れを手繰り寄せるとこの試合がヤマクラゲのデビュー戦となったナイト足達、そしてペーパーバッグ小森が得点に繋げて両者譲らず33-33の同点でハーフタイムを迎える。
しかし後半に入ると試合の様相は一変、7人での戦いを強いられ思いのほか体力を消耗していたのか、突如としてリズムを失いスコアボードを動かす事が出来なくなってしまったヤマクラゲに対してアウトサイドからのオープンショット、インサイドでのパワープレー、そして速攻をも織り交ぜる試合開始直後に見せたバランスのいい攻撃を取り戻したDONUTSが一気にスパーク、この第3Qを15-2とヤマクラゲを圧倒、48-35と大量13点のリードを奪って試合は勝負の最終Qに突入していく・・・
13点のビハインドを追うヤマクラゲはこれまでのゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスにスイッチ、遠く離れたDONUTSを捉えるべく“守備”から仕掛けるも一瞬のマンマークのズレを突かれてDONUTSにイージーバスケットを許してしまい、遂にこの試合最大となる15点差を付けられてしまう・・・
しかし“敗色濃厚”な空気が漂い始めた残り7分、ヤマクラゲは怒涛の反撃を開始、まずは“切り込み隊長”SS石川がミドルジャンパーをヒットし反撃の狼煙を挙げるとペーパーバッグ小森のドライビングレイアップを挟んでAKが左右のウイングから3本のロングレンジを立て続けにヒット、瞬く間に得点差を縮めるとともにDONUTSに傾いてした試合の流れを取り戻すとDG浅井のボーナススロー、ナイト足達、SS石川の連続得点で遂に53-55と2点差にまで迫ると残り2分、ペーパーバッグ小森がトップオブザキーやや右のポジションからスリーをヒットし、56-55と逆転に成功、さらに残り1分、続くボールポゼッションで右サイドのナイト足達を起点にDG浅井、そしてペーパーバッグ小森を経由する素早いボールムーブからショットクロックギリギリのタイミングで渡ったボールを左ウイングからAKロングレンジを射抜いて59-55と4点差に拡げて勝負を決定づけると最後はSS石川がとどめのミドルジャンパーをヒットし勝負あり、ヤマクラゲが一時15点差のビハインドを背負うも第4Qを28-11とDONUTSをオーバーテイク、61-57と鮮やかな逆転勝利で大会1勝目を挙げた。
第2戦【6月22日(土)ヤマクラゲ対オールディーズ】
試合はベイビーガソル三寺が速攻を挟んで2本のロングレンジを射抜いてスタートダッシュに成功、ボールロストやターンノーバーが続いてスコアボードを動かす事が出来ないヤマクラゲをリード、試合を優位に進めていくも試合時間が3分を過ぎたところで左サイドラインを駆け上がったカストロ西川がドライビングレイアップを沈めると続いて速攻からDG浅井、バッドマウス武藤が連続得点、さらにはストロングゼロ末次のミドルジャンパーも決まり一気に得点差を縮めていくもオールディーズはすかさずベイビーガソル三寺が速攻を沈めて応戦、さらにはスワン佐々木のドライビングレイアップ、ビッグパパ山内のリバウンドショットも決まり再びリードするもヤマクラゲはSS石川、ナイト足達の連続ミドルジャンパーに続いてAKが左ベースライン沿いからロングレンジをヒットし再び逆転に成功、ヤマクラゲが18-16と2点のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、スワン佐々木のロングレンジで再び逆転に成功したオールディーズは続け様に速攻を繰り出すとディフェンダーの僅かな隙を突いて左ベースライン沿いのオープンスペースからチームのレジェンド、ヴィーナス野崎が放った3本のミドルジャンパーを全て決める正に“Venus Time”と呼ぶべき離れ業を披露、一気に試合の流れを掴みとるとここからキケロ武田がストーカーリバウンドからボールを連続で捻じ込みさらにはコニーあやがボーナススローに続いてミドルジャンパーをヒット、一気に突き放しにかかるもヤマクラゲはSS石川の連続ミドルジャンパー、バッドマウス武藤、DG浅井のドライビングレイアップに続いてAKがトップオブザキーやや右のポジションからロングレンジをヒットし逆転に成功、34-33と僅かながらもリードを奪って前半を終える。
第3Q、ヤマクラゲはバッドマウス武藤のボーナススローとドライビングレイアップ、DG浅井のミドルジャンパーでオールディーズを引き離しにかかるもディラン植松の粘りのリバウンドからイリーガルシート"ダッジロール"鹿野が"ロシアンルーレット"ミドルジャンパーをヒット、この"想定外"の一撃で再び試合の流れを呼び込んだオールディーズはスワン佐々木のドライビングレイアップに続いてセクシーキャットウーマンのんがミドルジャンパーを連続でヒット、さらにはコニーあや、ベイビーガソル三寺の長距離砲が続け様に火を吹き、一気に得点差を拡げていくもビルマ今市、ストロングゼロ末次の連続得点、SS石川の速攻で追走、一時二桁の差をつけられたものの47-55と8点差にまで得点差を縮めて試合はいよいよ勝負の最終Qに突入していく・・・
最終Q、ヤマクラゲはビルマ今市、SS石川が相次いでミドルジャンパーをヒットし51-55と4点差にまで迫り、先週、15点差から逆転勝利を飾ったDONUTS戦での大逆転劇の再現か・・・と思われたがここでオールディーズはガリバー岡野が高さを活かしたオフェンスリバウンドから3回連続でボールをゴールに捻じ込み再びリードを拡げると最後はセクシーキャットウーマンのんがとどめとなるミドルジャンパーをヒットし勝負あり、オールディーズが最後まで諦めることなく追撃を続けたヤマクラゲを67-59で振り切り勝負あり、先週の2勝に加えて春季大会3連勝を飾った。
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試合直前、合同で記念撮影に応じるオールディーズとヤマクラゲ。みんないい笑顔だ。
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「誰もがバスケットカウント」と思われたフィールドゴールを不可解な判定で取り消されてしまったもののマークマンを今にも両手で叩きつける勢いで必死のディフェンスを見せるクイーンアルマジロめぐ。
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