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令和元年度年渋谷区シニア秋季大会
令和元年度秋季大会、1回戦に挑むタイムトンネル40、 前列左からSS石川、AK、ジャッジ小林、DG浅井 後列左よりバーグ後藤、ビルマ今市、バッドマウス武藤、ペーパーバッグ小森、ストロングゼロ“リーチマイケル”末次。
ラグビーワールドカップで2度の優勝を誇る強豪、優勝候補にも挙げられていた南アフリカにラストワンプレーで逆転勝ちを収め、世界中に衝撃を与えたあの「ブライトンの奇跡」から4年・・・”この勝利をきっかけに世界各国から"侮る訳にはいかない危険な存在"であることが認知、既にノーマークにされる存在ではなかった”現実を鑑みれば −もはや”奇跡”という表現は当てはまらないのかもしれないが− 9月28日、静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われた世界ランク2位の強豪、アイルランドに19-12と逆転勝ちを収めたラグビー日本代表チームと"ほぼ刻を同じくして"2年前の秋季大会に於いて38-39と1点差で惜敗、準決勝進出を阻まれた強豪、森本組を序盤から圧倒し59-34とブローアウト、快勝を飾ったタイムトンネル50。
今回は”シニア50に続け“とばかりに秋季大会1回戦、PHANTOMS戦に挑んだタイムトンネル40の戦いぶりをお伝えしよう。
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【令和元年度渋谷区秋季大会シニア40】
10月5日土曜日
《1回戦 PHANTOMS対タイムトンネル40》
午前中、1試合を戦ってきたストロングゼロ“リーチマイケル”末次、DG浅井、AKは疲労を考慮しベンチスタートとなった試合はバッドマウス武藤が左ローポストからシュートジャンパーをファーストショットで決めて幸先のいいスタートを切ると続いてペーパーバッグ“ビースト”小森が同じく左ローポストでターンアラウンドジャンパーで鮮やかにネットを揺らすとここからバッドマウス武藤にミドルジャンパーに続いて速攻を繰り出すとSS石川、ビルマ今市がフィニッシャーとなり連続得点、「年齢的な観点から体力面で優位と見たのか」執拗にアイソレーションを仕掛けてくるPHANTOMSの攻撃を凌いで10-7とタイムトンネル40が3点のリードを奪って第1Qを終える。
第2Q、DG浅井がトップオブザキーからロングレンジを射抜いてスタートを切ったタイムトンネル40はペーパーバッグ“ビースト”小森、バッドマウス武藤、そしてバーグ後藤がリバウンドショット、ポストアップからの合わせのプレー、そしてドライブとミドルジャンパーを駆使してPHANTOMSのゾーンディフェンスを破壊、ディフェンスでも第1Qと同様、執拗にアイソレーションを仕掛けてくるPHANTOMSの攻撃にしっかりと対応、ステイングレー上杉が放った2本の長距離砲を被弾するもこの第2QもPHANTOMSの攻撃を7点に抑える事に成功、タイムトンネル40が26-14と得点差を12点にまで拡げてハーフタイムを迎える。
後半に入ると「試合の主導権をタイムトンネル40から奪い返すべく」PHANTOMSは前半までのゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスにスイッチし挑んでくるもタイムトンネル40はペーパーバッグ“ビースト”小森が後半開始から制御不能の無双状態になりディフェンダーのマークをものともせずにロングレンジを連続でヒット、さらにはジャッジ小林のパスワークからバッドマウス武藤、ストロングゼロ“リーチマイケル”末次がミドルジャンパーをヒット、PHANTOMSをさらに引き離しにかかるも「試合時間の経過と共に」シュート精度をあげてきたPHANTOMSもエース、スティングレー上杉を軸に応戦、このQは10-12と互角の戦いを見せて試合は勝負の最終Qに突入していく・・・
最終Q、最後まで諦める事なく攻撃を仕掛けてくるPHANTOMSだが疲労の色は隠せず、やや集中力が欠けてくるとタイムトンネル40はSS石川の速攻に続いてスティールでボールを奪ったAKがドリブルで駆け上がると前方に走っていたDG浅井にラストパスを送り得点を演出、すると次のボールポゼッションで右ウイングにポジションを取っていたバーグ後藤が鮮やかにロングレンジをヒット、“ストレッチ5“として新たなチームの攻撃オプションになる事を自ら証明してみせると最後は”本職“AKが右ベースライン沿いから止めのロングレンジを射抜いて勝負あり、「SS石川以外は全て50歳以上で構成されるチーム事情から”シニア40“カテゴリーで戦うには体力面で一抹の不安がある」タイムトンネル40が54-33でPHANTOMSに快勝、2回戦進出を果たした。
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“ほぼ50歳以上”で構成されシニア40カテゴリーで戦うには「運動量で一抹の不安がある」タイムトンネル40にあって午前中、1試合をこなしたにもかかわらず疲れも見せる事なく豊富な運動量でチームの推進力となり勝利に大きく貢献したSS石川。
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右ローポストでポストアップ、いわゆる“ため“を作りながらチームメイトにパスを送るタイミングを見計らうバーグ後藤。ディフェンスではリバウンドに奮闘、オフェンスではスリーを含む11得点を記録、1回戦突破の原動力となった。
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