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【第1回 日本社会人バスケットボールフレンドリーシップ50】


前日大会第1日目のY&Sバスケ戦に勝利したからなのか、若干余裕の表情で恒例の記念撮影に応じるタイムトンネル、前列左からホイッスル“檸檬堂”島田、AK、ジャッジ小林、DG浅井、ナイト足達、後列左から隠密剣士ゆうじ、バッドマウス武藤、アイスピック“フィデルカストロ”西川、ビルマ“ツアーコーディネイター”今市、ジェントル森本、この試合のハードタックルから新たなセカンドネーム“バッドニュースアレン”を拝命したストロングゼロ末次

10月23日、石川県金沢市で開催された第1回 日本社会人バスケットボールフレンドリーシップ50大会に参戦、前日、東京から金沢へと向かう新幹線の車内で“時の経つことすら忘れてしまうほどの濃密な時間”を過ごした結果、AK、ビルマ今市他、数名の選手がコンディションを崩してしまい初戦に向けて一抹の不安はあったものの大会第1日目のY&Sバスケ(兵庫県)との試合では心配無用とばかりに抜群のチームワークからバランスのいい攻撃を展開、61-31と快勝を飾ったタイムトンネル。

今回は大会第2日目、 ようやく“第5波”は収まりつつあるも2年にも及ぶコロナウイルス感染拡大の煽りを受けた様々な事情等によりチームに所属するセンターポジション4名中3名が今大会は不参加と“明らかにサイズ不足の感は否めない中で190センチ代のセンターを3人擁する大型チーム team信濃國(長野県)に対しタイムトンネルは如何なる戦いを見せたのか、終盤まで勝負の行方がわからない、縺れに縺れた大接戦の模様をお伝えしよう。



【10月24日日曜日 team信濃國対タイムトンネル】

−密を避けるコロナウイルス感染対策も相まって− まだ人影まばらな第1試合、全国大会ならではのバスケットボールコートは4面は取れるであろうスケールの大きないしかわ総合スポーツセンターでの試合・・・昨日の初戦のそれとは一味違う緊張感が漂う中で始まった試合はteam信濃國が左サイドからのミドルジャンパーに続いてロングレンジをヒット、5-0と幸先のいいスタートを切るもタイムトンネルはバッドマウス武藤のリバウンドショットに続いて隠密剣士ゆうじが右にワンフェイクを入れて右ウイングからミドルジャンパーを鮮やかにヒット、すると再びバッドマウス武藤が“俺も負けじとばかりに左ペイントゾーンを少し入ったポジションからディフェンダーのマークをかわす”ターンアラウンドジャンパーを捻じ込むと続いてルーキー、隠密剣士ゆうじがナイト足達の右ウイングからもミドルジャンパーをアシストと“専修大学同期コンビ”が躍動、得点を伸ばしていくもteam信濃國もハーフコートバスケットでは190センチ代のセンター2枚をハイポストとローポストに配置、タイムトンネルのディフェンスを収縮させて正確無比はアウトサイドシュートと隙あらば速攻を繰り出し応戦、互角の戦いが続いていく・・・

しかし第1Q残り4分を切ったところでタイムトンネルが攻撃のギアをシフトアップ、この試合“シュートタッチのいい”隠密剣士ゆうじがトップオブザキーの位置からロングのミドルジャンパーをヒット、するとここからバッドマウス武藤が水が溜まっている右膝の痛みを感じさせない豪快なドライビングレイアップを連発、さらにはディフェンダーのファールも誘発させる圧巻のパフォーマンスを披露、一気にteam信濃國を突き放す事に成功、21-14と7点のリードを奪って第1Qを終える。

−既に試合直後から肌で感じてはいたが− 第2Qに入るとteam信濃國はサッカーで言うところの“インテンシティ”球際での強さ、激しさを一段ギアを上げたタイトなディフェンスでタイムトンネルのオフェンスを封じ込める作戦を敢行すればタイムトンネルも負けじとホイッスル“檸檬堂”島田がリバウンドに執拗に絡み、そしてアイスピック“フィデルカストロ”西川はルーズボールに飛び込み応酬、両者共に一歩も譲らず試合はスコアボードを動かす事が出来ない膠着した時間が続いていく・・・

残り3分、隠密剣士ゆうじのミドルジャンパーに続いてナイト足達が速攻からのレイアップとミドルジャンパーを立て続けに沈めてリードを二桁に伸ばそうとするも“諦める事なくボールを奪いにくる”team信濃國の執拗なディフェンスの前にタイムトンネルはスティールやボールロストでteam信濃國に連続得点を許してしまいリードを拡げる事が出来ずに27-20と7点のリードは変わらずハーフタイムを迎える。

7点差で始まった第3Q、タイムトンネルはバッドマウス武藤がディフェンダーのファールを誘発するドライブからフルースローを獲得、これを確実に沈めると続いてDG浅井がインサイドに切れ込みキックアウトパス、これを右ベースライン、ややマイナスの難しい角度からナイト足達がミドルジャンパーをクリーンヒットすると今度は逆にナイト足達が右ウイングにポジションを取っていたDG浅井のミドルジャンパーをアシスト、息の合ったコンビプレーを披露、タイムトンネルが試合の流れを手繰り寄せたか・・・と思われたが「第1Qからここまで−何度も二桁近いリードを許しながらも集中力を失う事なく、タイトなディフェンスから反撃、追いあげてくる」team信濃國はすぐさま反転攻勢、タイムトンネルの背中を追いかけてくるも残り第3Q残り2分、ここまで当たりが無かったAKがトップオブザキーやや右のポジションから長距離砲をヒットさせ遂に37−26と11点差にリードを拡げて所謂“安全圏”に入ったかと思われたが、その後が続かずバッドマウス武藤が右ベースライン沿いからペイントゾーンをカットしたホイッスル“檸檬堂”島田にゴール下付近にパスを送るとそのままバックシュートを選択するか・・・と思われた55歳の彼はそのままゴール下を通過、左サイド、ペイントゾーンをやや超えた地点から“空中で身体をひねりを入れて反転、ショートジャンパーを放つ”かなり難易度が高い −これをもし体操競技で例えるならば− 鉄棒における“カッシーナ”(伸身コバチ1回ひねり、G難度)、あるいはブレッドシュナイダー(コバチ2回ひねり、H難度)― に相当するであろうプレーを選択するもボールは無情にもリングへと向かう軌道から大きく外れてしまいサイドボードを直撃、さらにAK、ビルマ今市、そしてジェントル森本が放つオープンショットはことごとくリムに嫌われネットを揺らす事が出来ない・・・

すると残り30秒、逆に「二桁リードを奪いやや緊張感を失っていた」タイムトンネルの虚を突いてteam信濃國はバックコートからのディフェンスでタイムトンネルの不用意なパスを続け様にスティールに成功、これを確実に得点につなげ39−30とタイムトンネルが9点のリードながらteam信濃國がこの最終局面に突入していく時間帯で“やや優勢”な展開の中で試合は勝負の最終Qに突入していく・・・

最終Q、team信濃國は第3Q終盤の勢いそのままにいきなりロングレンジをヒット、さらにはスティールからレイアップを沈めて試合の主導権をタイムトンネルから奪い返す事に成功、確実に得点差を縮め、遠く離れていたタイムトンネルの背中に“手を伸ばせば届きそうな位置へと”ひたひたと追ってくる・・・

そう簡単に勝負を譲る訳にはいかないタイムトンネルは残り3分、右サイドのポジションからteam信濃國の二人のディフェンダーの“僅かな隙”を狙ってストロングゼロ“バッドニュースアレン”末次が己の体重を活かした重戦車ドライブを敢行、すると“とっさにポジションを取った細見の身体のディフェンダーに真正面から激突、苦悶の表情を浮かべてしばらく悶絶、コートから中々立ち上がる事が出来ない・・・

しかしこのプレーでストロングゼロ“バッドニュースアレン”末次がオフェンスチャージを取られてしまい、タイムトンネルが勢いを取り戻す事が出来ないでいると逆にteam信濃國は“ここが勝負所”とばかりに一気にスパーク!連続ミドルジャンパーと速攻からレイアップを捻じ込み怒涛の3連続ゴールに成功、残り1分を切って41-39の2点差に迫り、タイムトンネルを完全に射程距離に捉え、試合は遂にクライマックスの局面を迎える・・・

試合時間残り30秒、タイムトンネルはバッドマウス武藤がディフェンダーをかわしてドライブを執念で捻じ込み得点、43-39と4点に得点差を拡げて勝負あったか・・・と思われたが最後まで諦めないteam信濃國もすぐさまミドルジャンパーで応酬、残り30秒を切って43-41の2点差に・・・

残り14秒を切ったタイムトンネルのポゼッション、team信濃國はファールゲームに出るとタイムトンネルはすぐさまジャッジ小林がDG浅井をコートに戻しファールゲームに対応、すると残り10秒、DG浅井が“勝負を決する”痺れるフリースローを期待に応えて見事に2本沈め、リードを4点に拡げて勝負あり、タイムトンネルがteam信濃國の終盤の怒涛の追い上げを凌ぎ切り、45-41で勝利、初参加の全国大会を2連勝で締めくくった。


−静寂から喧噪へ−如何なる試合に於いても独特の緊張感が張り詰める試合開始を告げるジャンプボール。 今回は膝が万全でないバッドマウス武藤に代わり、僚友の隠密剣士ゆうじがその重責を果たした。

最後までもつれたクロスゲームを制し、初の全国大会を2連勝で締めくくったタイムトンネル。尚、team信濃國戦でのプレーヤーオブザマッチには最終局面で痺れるフリースローを見事に決めたDG浅井が選出された。

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