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2022年度年渋谷区秋季大会シニア40 #1


6名の新規入団選手を加えて新たなるスタートを切る事になったタイムトンネル40。今回は初戦とあって50メンバーのDG浅井、AK,バッドマウス武藤、ナイト足達 ジェントル森本 ホイッスル島田がサポートメンバーとしてチームに帯同した。

2022年からコンサドーレ札幌に期限付き移籍となった興梠慎三、引退を決断したキャプテン、阿部勇樹、ディフェンスラインを統率してきた"ファイター"槙野智章、下部組織からの生え抜き選手である宇賀神友哉..日本代表経験を誇り幾多の栄光に導き一時代を築いてきた歴戦のベテラン選手達に −さらなる高みを目指すべく− "彼等に最大限の敬意を払いつつも"来年度以降はチームと契約しない事を通知、若手を中心に据え、再び覇権奪回を目指すJリーグの浦和レッドダイヤモンズ...

ウェスタンカンファレンスの古豪として2016-17年シーズンから6年連続となるプレイオフに進出、2020年にはデンバーナゲッツとgame7まで縺れる激闘を展開するも僅差で敗退、コーチ、クインスナイダーの退任もあって"現体制では悲願のNBA制覇はもとよりカンファレンスファイナル以上には進めない"と判断したチームは2人のオールスタープレーヤー、ディフェンスの要、ルディゴベアをミネソタティンバーウルブズに、そして"スパイダ" ドノバンミッチェルをクリーブランドキャバリアーズに放出、チーム再建へと大きく舵を切ったユタジャズ...

−プロ、アマチュアに係わらず−  チームが存続していく限り"戦力を維持、そしてチームを進化、向上させていく為には新陳代謝、すなわち"新しい血の導入、そして"世代交代" は不可欠だ。

ほぼ50歳代から60歳前半のメンバーで構成されている現在のタイムトンネルにベイビーガソル"あ、痛てぇ"三寺、ダンディ"らっきょう"カズ、ダイナマイトキッドあつし、スーパーハンドル笠原、バター"ナイトライダー"梅津、そしてBS"塩辛"三野宮の40代の6名が一斉にチームに加入、これまではどちらかといえば主戦場の50シニアを戦う上での“スピードや体力面での対応等、鍛錬の場"的な意味合いが強かったシニア40へ、本格的に参戦する事になったタイムトンネル。

今回は9月10日 土曜日 幡ヶ谷駅からほど近い、渋谷区スポーツセンターで開催された渋谷区バスケット秋季大会シニア40 "EVIAN対タイムトンネル"の激闘の模様をお伝えしよう。



【9月10日(土曜日)EVIAN対タイムトンネル40】

ジャンプボールはEVIANに奪われたものの、すぐさまスティールでボールを奪ったBS”塩辛”三野宮が持ち味のスピードを活かして右サイドを突進、そのままドライビングレイアップに持ち込みディフェンダーのファールを誘発してフリースローを獲得、 これを −フリースローレーン左端にポジションを取る彼の独特のルーティンー から確実に2本沈めてタイムトンネル40が先制、幸先のいいスタートを切ると続いてインサイドではローポストにポジションを取ったバター”ナイトライダー”梅津がインサイドに 切れ込んできたダイナマイトキッドあつしに絶妙なタイミングでパスを送りドライビングレイアップを演出、さらにはアウトサイドからは −この試合、チーム編成の事情から彼の ナチュラルポジションではない− ポイントガードのポジションでプレーするスーパーハンドル笠原がトップオブザキーの位置からロングレンジをヒット、さらに続くボールポゼッションでは”ロングレンジを警戒するディフェンダーの虚を突いてドライブを敢行、 ペイントゾーンのフリースペースからショートジャンパーをヒット、9-4とリードするも、そのまま引き下げるわけにはいかないEVIANはオフェンスリバウンドから連続得点、さらには残り1分、フリースローを沈めると続くボールポゼッションで”やや集中力を欠いて いたタイムトンネルの隙を突いて連続スティールに成功、これを沈めて11−9と逆転に成功、タイムトンネルベンチに不穏な空気が流れるがここでタイムトンネルはダンディ”らっきょう”カズを起点にダイナマイトキッドあつしを経由したパスを受けてBS”塩辛”三野宮が鮮やかにドライビングレイアップを沈めて13-11と試合開始直後は”大会初戦の独特の緊張感からか、硬さが見えていたタイムトンネルがEVIANに2点のリードを奪って第1Qを終える。

続く第2Q、”ボールへの執着心、そしてリバウンド奪取率で明らかにタイムトンネルを上回る”EVIANはインサイドで連続得点、再び15-13と逆転に成功するもすかさずタイムトンネルは速攻崩れの展開からボールをキープしていたナイト足達のパスからBS“塩辛”三野宮が右ベースライン沿いからミドルジャンパーをクリーンヒットすると続いてSS石川が混戦の中で難しいフローターショットを鮮やかに決めて再び17-15と逆転に成功、さらには残り3分、リバウンドを奪取したバッドマウス武藤のパスを受けて右サイドを駆け上がったDG浅井が既に前方に走りこんでいたダイナマイトキッドあつしの得点をクリエイト、19-17とさらにリードを拡げるも負けじとEVIANもロングレンジとドライビングレイアップを沈めて22-19とまたしてもタイムトンネルをオーバーテイク、このままハーフタイムを迎えるか…と思われたが残り2分を切って − 飲み過ぎなのか…アップではあまりいいコンディションでは無かったように映った− ダンディ“らっきょう”カズがステップアップ、手始めにDG浅井のパスを受けて右ウイングからロングツーを沈めると続くボールポゼッションではジェントル森本と速攻を展開してコートを疾走、最後は右手1本でボールを捻じ込むと残り5秒、左ウイングから鮮やかにロングレンジをヒット、タイムトンネルが26-22とEVIANから4点のリードを奪って前半を終える。

後半開始早々、タイムトンネルは左ベースライン沿いから切れ込んだキャプテン、ダイナマイトキッドあつしがリバースレイアップを沈めるとこのプレーで火が付いたのか、タイムトンネルが一気に総攻撃を開始、左ベースライン沿いにポジションを取っていたダンディ“らっきょう”カズがセンターラインからペイントゾーンに走りこんできたバター“ナイトライダー”梅津にパスを送ると“そのままダイビングレイアップに持ち込むか…と思われたが冷静に左サイドから走りこんできたダイナマイトキッドあつしにパスを送り得点を演出すると続くボールポゼッションではBS”塩辛“三野宮のドライビングレイアップをお膳立てとパスワークでチームの勢いを加速させるとスーパーハンドル笠原、ダイナマイトキッドあつしも連続得点、圧巻の攻撃を披露、瞬く間に36-22と14点差にまでリードを拡げる事に成功する。

しかし“得点差が拡がろうとも決して下を向かない”EVIANは“二桁差をつけて気の緩みが生じてきた”タイムトンネルの隙を突いて逆に7-0のランに成功、このQ残り1分で29-36と7点差と“タイムトンネルを射程距離に捉えんとするも残り30秒を切って、この試合、リムプロテクターとしてリバウンドに奮闘、さらにはパスでチームに貢献していたバター”ナイトライダー“梅津がドライブを敢行し、フリーになっていたスーパーハンドル笠原にパスをするとそのままシュートするかと思われたが逆サイドに走りこんできたBS”塩辛“三野宮に冷静にパスを送り得点を演出、さらに残り5秒でボールを奪取したBS”塩辛“三野宮は そのままドライブに持ち込むかと思われたが −彼の前方、重なるように角度が無い位置に走りこんでいたジェントル森本に見事なバウンドパスを送りブザービーターレイアップをアシスト、40-31とタイムトンネルがEVIANから9点のリードを奪って試合は最終Qに突入する…

最終Q、タイムトンネルは勝負を決するべく、序盤から猛攻を開始、ダイナマイトキッドあつしが左ウイングからミッドレンジをヒット、続くボールポゼッションではスーパーハンドル笠原からのパスを受けたジェントル森本がドライビングレイアップでボールをゴールに捻じ込むとさらにはディフェンスリバウンドからDG浅井がコート中央を駆け上がり、そのままドライブに持ち込むか…と思われたが左ウイングに走りこんでポジションを取っていたスーパーハンドル笠原にパスを送りロングレンジをクリエイト、さらには残り3分を切って左サイドのパスでディフェンダーを揺さぶり、最後は左ベースライン沿いからダンディ“らっきょう”カズが長距離砲を沈め50-31と試合を決定ずけると最後は第1試合でレフリーを担当、魂のベンチテクニカルコールを吹いて気合が入っていたホイッスル“セクハラマッサージ”島田がナイト足達のパスを受けて右ウイング付近から“リモコンで操作されているかのように途中でシュート軌道が変わった”ナチュラルバンクショットを鮮やかに決めて勝負あり、タイムトンネル40が粘るEVIANを56-43で振り切り大会1勝目を挙げた。

次戦は10月8日土曜日、同じく渋谷区スポーツセンターで森本組と対戦する。


自慢のスピードを活かしてドライビングレイアップを捻じ込むBS三野宮。14得点に加えて絶妙なアシストパスも披露、チームの初戦突破に立役者となった。

左サイドから切れ込むキャプテン、ダイナマイトキッドあつしとリバウンドに備えるバター梅津。試合を通じてペイントゾーンで奮闘、素晴らしい活躍を見せた。

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