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2022年度年渋谷区秋季大会シニア50 #1
恒例の試合前の撮影に応じるタイムトンネル50。前列左からビルマ“メルティ”今市、AK、DG浅井、ジャッジ小林。後列左からストロングゼロ“スリムビューティー”末次、SS石川、今回も審判を担当してくれたホイッスル島田、バッドマウス武藤、ジェントル森本、ナイト足達
1899年、スイス人実業家、ジョアン.ガンペールらたった11人で結成されてから123年、幾多の辛酸や栄光を重ね、今やレアルマドリードと共に世界有数のビッグクラブとなったFCバルセロナ…
1968年メキシコオリンピックで釜本邦成、杉山隆一を擁し銅メダルを獲得するもその後は永らく低迷、"冬の時代"を過ごすも"カズ"三浦和良、ラモス瑠偉、井原正巳、柱谷哲二らのタレントを擁したチームは1993年アメリカ大会最終予選に進出、しかしイラクとの最終戦で後半ロスタイムで同点とされ悲願のワールドカップ出場をあと一歩のところで逃したドーハの悲劇から4年、マレーシア、ジョホールバルでイランを退け、遂にワールドカップ初出場を果たすと以来、本年11月に開催されるカタール大会まで7大会連続出場とアジアではサッカー大国として確固たる地位を築いているサッカー日本代表…
そして28歳で一度は引退、宣教師になるも45歳で20年ぶりに世界ヘビー級チャンピオンに返り咲いた伝説の王者、ジョージ.フォアマン…
−如何なる競技レベルであろうとも− 何かを達成する為に必要なのはただ一つ、諦める事なく前を向いてその壁に立ち向かう事だ…
2016年5月のスーパーシニア参戦から7年が経過、初参戦で3位、そして続く準優勝と順風満帆のスターとを切ったと思われたがその後は思うような成績が残せず、ここ直近2大会はいずれもアイランダーズにその行く手を阻まれているタイムトンネル50。
思いもよらない選手の離脱、コロナ渦で参加がままならないメンバー…、齢を重ねていく事による衰え、音を立てる事なく忍び寄ってくる病魔、そして怪我… 様々な問題を抱えながらもその挑戦は続いていく…
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【10月1日(土曜日)YBC1981対タイムトンネル50】
試合は開始からタイムトンネル50がいきなりスパーク、リバウンドを奪取し、ボールを受けたDG浅井がコート中央を駆け上がると右ベースライン沿いに素早くポジションを取っていたAKにパスを送ると −少し早い…−と思われたがロングレンジをヒットすると続くボールポゼッションでも同じようなシチュエーションからほぼ同じ右ベースライン沿いでDG浅井のパスを受けて再びAKが長距離砲を一閃、6−0と先制攻撃に成功、YBC1981の機先を制するとここからDG浅井が見事なパスワークでタイムトンネル50の攻撃をクリエイト、ビルマ今市のドライビングレイアップ、バッドマウス武藤のミッドレンジが決まり10−0とYBC1981を大きくリード、試合の主導権を握ると残り3分、再び総攻撃を開始、ビルマ今市が速攻からそのままレイアップを捻じ込むと続いてAKが左ウイング後方からこのQ3本目となるスリーをヒット、すると続いてストロングゼロ“スリムビューティー”末次の左ベースライン沿いからミドルジャンパーをクリーンヒット、さらにはQ終了間際にバッドマウス武藤がドライビングレイアップを捻じ込みタイムトンネル50が17-8とYBC1981から9点のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、タイムトンネル50は攻撃の手を緩めるどころかさらにオフェンスのギアをシフトアップ、DG浅井のパスを受けてバッドマウス武藤が左エルボーからミッドレンジを沈めると続いて速攻の展開からジェントル森本がレイアップで、ナイト足達が“業師”の異名通りに技ありのフローターショットで、そしてSS石川が持ち前のスピードでディフェンダーを振り抜きネットを揺らす圧巻の集中攻撃でYBC1981を圧倒、さらには残り2分を切って−タイムトンネル50の未来を担うであろう− ジェントル森本、SS石川がスティールから代わる代わる得点を重ねYBC1981を圧倒、44-15とさらにリードを拡げて前半を終える。
後半、大量リードから −明らかに集中力を欠いた− タイムトンネル50に対しYBC1981が反転攻勢を開始、インサイドをドライブで切り裂き、さらにはアウトサイドから正確無比のミッドレンジを連続でヒット、タイムトンネル50も反撃に出るも散発攻撃に終始、膝の状態がかなり良くなったホイッスル島田もいい走り込みを見せるもネットを揺らすには至らず、YBC1981が見事な攻撃でこのQを14-6とタイムトンネル50を圧倒、29-50と得点差を縮める事に成功、そして試合は勝負の最終Qに突入していく…
第4Q、緩んでしまった箍を締めなおしたタイムトンネル50はバッドマウス武藤のドライビングレイアップに続いてストロングゼロ“スリムビューティー”末次が立て続けにミドルジャンパーをヒットすると素早いパスワークからワイドオープンになったジャッジ小林、AKが代わる代わる長距離砲でネットを揺らすと最後はジェントル森本が止めのゴール下を捻じ込み勝負あり、タイムトンネル50が60-42でYBC1981に快勝、2回戦進出を果たした。
次回は11月27日(日曜日)、同じく渋谷区スポーツセンターで22年度春季大会準優勝の46ersと対戦する。
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第1Q、インサイドを切り裂くドライビングレイアップとミッドレンジを決めてスタートダッシュに大きく貢献したビルマ“メルティ”今市。試合を通じて見事な活躍を披露した。
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フリースローを放つジェントル森本。速攻、ミドルジャンパー、そしてゴール下と抜群の得点能力を如何なく発揮、勝利に大きく貢献した。
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