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2009.11.29 大会3日目
 
一回戦 セガ対36ERS
「今日はメンバーが集まると聞いて安心していたのですが・・まだ誰も・・・いったいどうなっているのでしょうか・・・」とセガに加入して日が浅く「まとまりがない事がセガのチームカラー」であることを理解していないザ、マシン中井は試合開始時刻が迫っているにも係らず集まりの悪いチームメイト達の動向に不安の色が隠せない・・・
どうにか試合までには集まったがザ マシン中井、SS石川、エクザイル江波戸、SH笠原、そしてツーフェイス前田の5人ぴったりで試合に臨む。これに対して「この最終戦で何とか1勝を」掴み取りたい36ERSは今大会Dリーグデビューを飾ったチャンプ二木、そしてオールラウンドプレーヤーの金子、そして40歳を過ぎても豊富な運動量にいささかな衰えも感じられないチームのダイナモ、モルフォ佐々木のベテランメンバーも元気に顔を揃え必勝を期す。
試合は36ERSがBC増田のゴール下、チャンプ二木の連続ジャンパーでなかなかシュートが決まらないセガからリードを奪うも第1Q5分過ぎからリズムを掴みはじめたセガがエクザイル江波戸のジャンパー、SH笠原のスティールからのレイアップなどで10−7と逆転に成功し第1Qを終える。
第2Qに入ると36ERSが反撃開始、セガの手薄なインサイドを突いてで金子、そしてBC増田が奮闘、ディフェンスが収縮したところをチャンプ二木、そしてDH蟹江の若手コンビがアウトサイドから長距離砲を叩き込みスパート、DG不在の場合「ついつい気を抜く傾向にある」セガを20−18と逆転に成功、リードして前半を終えることに成功する。
しかしハーフタイム中「浅井さんがいないで負けたら・・・ヤバイ」「負けたらまたスリーメンやらされるよ」「あぁ また怒鳴られる・・・」この試合に負けたらどうなるかを過去の経験から熟知しているベテランメンバーが発奮、後半開始から怒涛の攻撃を開始する。この日好調のエクザイル江波戸のドライブを皮切りにザ、マシン中井の連続ミドルジャンパーで再逆転に成功、試合の流れを呼び戻すことに成功する。
しかし「とにかく1勝を!」合言葉にこの最終戦に臨んでいる36ERSもチャンプ二木のミドル、そしてザ、グラジエーター川内がインサイドで奮闘、何とか喰らいついきリードチェンジを繰り返す激しい攻防が続いていく・・・33−30とセガが3点リードで迎えた最終Q、追いすがる36ERSに引導を渡したのは今大会要所で高い確率のスリーをヒットさせているSH笠原だった。最終Q開始早々、連続でスリーを叩き込み瞬く間に得点差は9点に・・・
「笠原君の連続スリーで36ERSの気持ちの糸が切れたね。あれで決まった」(某チーム主力メンバー談)その後36ERSも最後まで諦めずチャンプ二木のスリー、モルフォ佐々木のミドルジャンパーなどで反撃するも届かず最後はこれまで対戦チームを奈落の底まで落とす劇的なショットを何度も決めて別の名を「地獄への旅先案内人」と呼ばれるツーフェイス前田のスリーポイントフラワーショットがバンクで突き刺さり勝負あり、49−40でセガが36ERSを下し大会2勝目を挙げた。

 
二回戦 ブッダ対ネオクラゲ
1978年、当時「世界最高峰のリーグ」と言われていたドイツブンデスリーガの最終戦、首位を並走するベルダーブレーメンに勝ち点では並んでいるものの「サッカーの常識ではほぼ不可能と思われる」10点もの得失点差をつけられ「リーガ4連覇はほぼ絶望」と思われていたボルシアメンヘングラッドバッハは試合開始直後から世界中のサッカーファンを魅了した攻撃サッカーを展開、次から次へとシュートを叩き込み試合終了を告げるホイッスルがスタジアムに響いた時、そのスコアは12−0になっていた・・・
残念ながらベルダーブレーメンも大量得点を挙げ勝利を挙げた為4連覇はならなかったが「わずかな可能性がある限り最後まで諦めることなく戦った」緑と白のユニホームに身を包んだイレブン達の奮闘は古い時代を知るサッカーファンの間では今でも語り草となっている・・・そのボルシアMG伝説の試合から30年余りの歳月が流れた2009年11月29日、数字上ではわずかながら優勝の可能性の残こされているネオクラゲはこの試合での目標を「50点差で勝つ」事に設定、試合開始から怒涛の如く波状攻撃を仕掛けブッダに襲いかかる・・・
新加入のブラックシャドー三野宮のドライブを皮切りに、アロンゾ、BM武藤がゴール下を制圧、さらには今大会ベンチスタートながら素晴らしい活躍を見せているヘラクレス小森が力強いドライブ、そしてスリーを決めてブッダを圧倒、みるみるリードを拡げていく・・・試合開始当初からネオクラゲの気迫に押され一時は2−11と大きくリードを奪われ全くいいところのなかったブッダだが第2Q入るとようやく落ち着きを取り戻しチームを率いるキャプテン、スッダ杉岡のミドルジャンパー、そして「ネオクラゲさんだけには・・・どうしても勝ちたいんです」とこの試合に執念を燃やすカラシニコフ鎗田のドライブインなどで反撃を開始、じわじわ得点差を詰めブッダが14−21の7点ビハインドで前半を終了する。
後半に入り攻勢に転じたブッダはデール江花のスリーを皮切りにザイチェフ佐藤のミドル、そして意表を突いたミンスク梅津のスリーなどで追撃を開始、得点差を縮めていく・・・しかし今日のネオクラゲは「外から見ていても気合が入っているのがわかったし全員がこの試合に集中していたのをとても感じました。」(Dリーグファン談)の言葉通りチーム一丸となった気迫溢れる攻撃を展開、BS三野宮、カルロ小杉、そしてアンダー30枠として短いプレータイムを分け合うゆうま、DICE−Kが代わる代わる得点を重ねその差を拡げていけば若手の活躍に負けじとばかりに40歳を超えているSE光嶋、アロンゾ河原、BM武藤、ヘラクレス小森のベテランメンバー達も悲鳴をあげる己の肉体に鞭を打ち渾身のプレーでブッダゴールに襲いかかり得点を重ねていく・・・
そして試合終了間際、チーム最年長のAKがこの日3本目となるとどめのスリーをブッダゴールに突き刺した時、平和島ユースセンターを包む興奮は最高潮に達した・・・残念ながら50点差には届かなかったがオレンジと白のユニホームに身を包んだネオクラゲは65−41でブッダに完勝、残念ながら優勝こそは逃したが次の大会に繋がる素晴らしい戦いぶりで最終戦を締めくくった。
サイキックバスケからロシア色を強め期待されたブッダは上位チームと互角の戦いを見せながらも勝負所での弱さを露呈、残念ながら1勝4敗で大会を終えた。ある情報筋の話しによると次回からはスコットランド民族衣装をモチーフとしたキルトと呼ばれるチェック柄のスカート風のユニホームを作成、気分を一新して上位進出、そして優勝を目指してDリーグに臨むとの事なのでこれからのブッダの動向には十分な警戒が必要になってくるだろう。

 
三回戦 キングサンズ対オールディーズ
「今大会、遠藤君が加わりオールディーズがさらに手強くなっているのは十分承知しています。そして得失点差でもうちが圧倒的に不利だと言うことも承知しています。でも僕達キングサンズは負ける為にここに来たのではありません。3連覇を達成する為、そしてDリーグに新たな歴史を作るためにここに来たのです。勝算ですか?まあ はっきりとは言えませんがありますよ。フフフ・・・それに僕達は2連覇中のチャンピオンですよ。王者のプライドがありますからね・・・」と試合前のインタビューに答えたF山本。
そのいつもと変わらない落ち着いた口調からは既に彼の頭の中には「逆転優勝へのシナリオ」は完成されているようだ・・・それに対して「今日は先生、いや遠藤さんが来られないらしいので・・・それにうちはキングさんと相性がよくないし・・・やばいんですよ」とチーム一心配性のキケロ武田が決戦への不安を口にする。
王者のプライド、そして不安・・・それぞれの想いが交錯する中ティップオフされた試合は序盤からオールディーズが気迫溢れるプレーで攻守にキングサンズを圧倒、キケロの一旦木綿、バイロン鈴木のクイックリリースからのクールショットなどで一気にスパート!10−0と大きくリードを拡げ試合の主導権を握る事に成功する。対するキングサンズは「見ようによってはファールを取られても仕方ない・・・それぐらい気持ちの入った厳しいマンマークをチームの全員が仕掛けていたと思いますよ。あれではさすがの山本さんも・・・きつかったと思いますよ」(某チーム若手選手談)の言葉にある通りオールディーズに激しいマンツーマンディフェンスの前にオフェンスが沈黙、司令塔であるF山本は勿論、今大会目覚しい活躍を見せているノブナガもシュートすら打つことも出来ない・・・
しかし残り3分、F山本のスティールからスマートボーイ宮下がレイアップを決めてようやく落ち着きを取り戻すも5−10と5点ビハインドで第1Qを終了する。そして第2Q、なんとか攻勢に転じたいキングサンズに悪い知らせが・・・この日欠場予定だったミスターパーフェクト遠藤が第2Qから登場、顔をしかめるキングサンズメンバーに対して子供のように嬉しそうな笑顔を見せるキケロ・・・
MP遠藤が加わり一気に勢いづいたオールディーズはバイロン鈴木のクールスリー、今大会初出場のベテランBIGX西川の連続ショットで一気に突き放しに掛かりその得点差は遂に二桁に・・・押されっぱなしの試合展開を何とか変えたいキングサンズはピンクアイバーソンを投入、すぐさま期待に応えてミドルジャンパーを沈め試合の流れを引き戻す。これに続けとラッキーストライクてるのスリー、そして「今日のような大一番には俺のようなベテランの力が必要なのさ」と豪語、久しぶりに試合に出場したイチローがミドルジャンパーをヒットさせ何とか喰らいついていく・・・・
しかしオールディーズも今大会ベンチからの出場ながら「今までで最も安定したプレー」を披露、「チーム生き残りの戦いの日々が終わりを告げる日もそう遠くないだろう。」と噂されているオンザボーダー鹿野のサバイバルショット、「シュートの精度を向上させた」カリビアンジョーカー山下の幸せいっぱいミドルジャンパーで反撃、26−14とオールディーズが大きくリードして前半を終える。後半に入るとキングサンズはこれまで厳しいディフェンスに合って沈黙していたノブナガがようやくミドルをヒット、さらにはダイナマイトキッド岩井が連続せんと君フックを沈め得点差を縮め、その差を一桁台に戻す事に成功する。
しかしオールディーズはここまでアシスト役に徹していたミスターパーフェクト遠藤が積極的なオフェンスを展開し得点を奪取、スティールからの速攻、正確なミドルジャンパー・・・その差は再び二桁に・・・そして最終Q、オールディーズがとどめとばかりにラストスパート!再び厳しい守備から畳み掛ける攻撃を浴びせその差を見る見る拡げそして TIMEUP・・・「53−23」 ”王者”の交代は時に残酷だ。オールディーズが2連覇中の王者キングサンズをDリーグ最小得点記録更新となる23点に封殺、さらに30点差をつけての完勝で2年振り2度目のDリーグチャンピオンに輝いた。

 



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