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2010.12.12 大会3日目
 
一回戦 ネオクラゲ対ブッダ  54−69
「河原さんと小森さんは今大会は欠場・・・それに兄ちゃんもゆうまも今日は来れないらしいしさんちゃんも先週右手を怪我したらしいじゃないですか・・・悪いすけど今日のネオクラゲさんじゃウチに勝てないんじゃないすか・・・ヘへへ」・・・「黙れ お前達なんか俺一人で十分だ!・・・」 試合前から舌戦が繰広げられていたネオクラゲ対ブッダは序盤DICE-Kの連続得点で好スタートを切るものの今大会「欠場者が続出、ベストメンバーが組めずに苦しい戦いを強いられている」ネオクラゲは今日もチームの推進力を担う二人の若手メンバーのカルロ小杉、ゆうまの欠場に加えてチームのスコアリングリーダーBS三野宮が前週練習中に右手親指を骨折とさらなる悲劇が満身創痍のチームに追い討ちを掛ける・・・

しかし責任感の強さから「行かせて下さい!」とBS三野宮は試合出場を直訴、激痛を堪えながらも強行出場するものの「まともにシュート、パスキャッチが出来ない状態」と合ってスムーズにパスが回らず厳しいマークを受けながらの状態でシュートを打たざる負えないSE光嶋のジャンパー、AKのスリーもリムに嫌われなかなか得点を挙げる事が出来ない・・・しかしながら腰痛に加えて古傷の膝痛も再発しながらも「福大大濠魂」で試合に駆けつけたBM武藤がドライビングレイアップを捻じ伏せヨタヨタながらも老獪なネオクラゲがリードを保ちながら試合が進んでいく・・・

対するブッダは「気合の空回り」からかいい形でオフェンスをクリエイトするもののイージーシュートを決められずなかなか波に乗る事が出来ないでいたが残り5分を切って今大会好調のイッコー槍田の連続ミドルジャンパーでリズムを掴むとターザン押切のフーセンショット、江花のジャンパーで逆転に成功するもすかさずネオクラゲも反撃開始、BS三野宮が右手の傷みを堪えながら魂のドライブでブッダゴールを襲いフリースローを獲得、万全の状態ならばかなりの確率でフリースローを決めてくる彼だが「激痛が走りまともにミドルシュートを打てる状態ではない」骨折の影響からかショットを2本決める事が出来ないものの1点づつではあるが確実に得点を重ね13−12とネオクラゲが1点のリードで第1Qを終える。

第2Qに入るとブッダがターザンのフーセンスリーで逆転に成功するとここから猛然とスパート!デール江花の連続ミドル、好調ターザンがまたしてもスリーをヒット、一気に引き離しに掛かる・・・対するネオクラゲもBS三野宮のドライブ、DICE-K、BM武藤のインサイドプレーで応戦するものの30−26とブッダが4点リードでハーフタイムを迎える。後半に入ると何とか巻き返しを計りたいネオクラゲが”闘志を内に秘め静かに燃える男”DICE-Kの連続得点で反撃の狼煙を上げるとAK、BS三野宮が続けざまにドライビングレイアップを決めてこれに続き得点差を縮めるものの「大会初戦に惨い醜態を晒しどうなるかと思われたがその後敗れはしていたものの試合を重ねるごとに”チーム”としてまとまってきた」ブッダがすかさず応戦、ピエロ西村が4連続ミドル、スナック佐藤がトップオブザキーから続けさまにロングレンジスリーを叩き込むとその差は遂に二桁に・・・・

何とか追いつきたいネオクラゲにここでアクシデントが発生、第3Q終了間際、怪我を押してリバウンドとディフェンスに奮闘していたBM武藤の古傷が再発、膝を痛め退場を余儀なくされてしまう・・・第3Q終了時に14点差を付けられさらには攻守の中軸プレーヤーを失い絶体絶命の”死地”に追い込まれてもネオクラゲは最後の最後まで勝負を捨てない・・・「ここからだ!行くぞ!」のAKの激からコートに飛び出していった5人の男達は試合終了のホイッスルが鳴るまで粘り強く奮闘、ベテランSE光嶋のスリー、ヤオチンのアクロバチックショット、ブッダディフェンスをズタズタに切り裂いたBS三野宮とDICE-Kのコンビプレーで反撃を試みるも届かずブッダがこれまで苦手としてきた”天敵”ネオクラゲを69−54で下し大会1勝目を挙げた。

ネオクラゲはシニアメンバーのAK、SE光嶋、BM武藤、ヤオチン、そして怪我を押して強行出場したBS三野宮、キャリアハイの25得点を挙げたDICE-Kと6人のメンバーがそれぞれが精一杯のプレーを見せたもののディフェンスが崩壊、通算成績2勝2敗のイーブンとなり最終戦のセガ戦に勝ち越しを賭けて対戦することとなった。

 
二回戦 オールディーズ対36ERS  69−38
試合は序盤双方共に動きが硬くなかなかシュートが決まらない膠着状態が続いていたが浅田百万両が得意にベースライン沿いからのミドルジャンパーを皮切りにオールディーズがスパート!好調スワン佐々木がインサイドでスピンターンショット、アウトサイドでスワンスリーを立て続けに決めて続くと「人生最大とも言える大きなイベントが控え精神的にも充実しているのが今大会好調の要因の一つ」かもしれないバイロン鈴木がーたとえシュート体勢が崩れていようとディフェンダーに厳しいマークを受けていようとー伝家の宝刀「蒲南茶荘クールショット」を次々と沈めて瞬く間に得点差を拡げていく・・・

対する36ERSは今大会好調だったオフェンス陣、特にアウトサイドから猛威を振るったDH蟹江とベビーフェイス柴田の3Pシューター達がオールディーズの厳しい密着マークに合い得意のロングレンジシュートを封じられチーム本来のオフェンスリズムを作れず苦しい試合展開が続いていくがようやく3分過ぎにDH蟹江がドライブでファールを誘い確実にボーナスショットを沈めると落ち着きを取り戻しザ、グラジエーター川内、ジェロニモ松尾のミドルで反撃を開始、オールディーズの背中を追い始める。

しかしながらオールディーズは攻撃の手を緩めない。ネオクラゲHPに初めて特集記事を組まれて心身共に充実している”イリーガルシート”鹿野がスタメン起用に応えてスティールからレイアップを決めて「無駄に鍛えてる」事が「無駄ではない」事を証明、チームに更なる勢いをもたらせるとスワン佐々木、浅田百万両、バイロン鈴木が代わる代わる得点を重ねその差をさらに拡げて遂にその差は二桁に・・・

さらにここで「シュート、アシスト、ドリブルそしてイマジネーション・・・オフェンススキルばかりが注目されるが実はディフェンススキルも一級品」のミスターパーフェクト遠藤がコートに入るとその厳しいディフェンスからスティールを連発し速攻を演出、さらに得点差を拡げていく・・・それに対して「ハーフタイムまでに少しでも得点差を縮めておきたい」36ERSもミラバケッソ千葉のリバウンドショット、ムエタイ高橋のスリーで反撃するものの前半はオールディーズが33−17とダブルスコアに近い得点差をつけて36ERSを圧倒して終了する。

後半に入ると意地を見せたい36ERSはBC増田、ミラバケッソ千葉がオフェンスリバウンドに絡み得点を重ねさらにはザ、グラジエーター川内のインサイドプレーなどで追撃を開始、諦める事なく追撃を敢行するもオールディーズもすかさず応戦、なかなか得点差を縮める事が出来ない。逆にオールディーズは今大会「リバウンド、スティール、ルーズボール、ベンチでの姿勢、そしてスコアシートには記録されない球際での争いなど・・・守備面、そして精神面でのチームへの貢献度はチームNO、1では・・・」との声も上がっているピースメーカー石渡が身体を張った献身的なプレーからボールを奪うとこれをバイロン鈴木、浅田百万両、スワン佐々木のアウトサイドシューター達が得点に繋げさらにはインサイドでは大ベテラン、BIGX西川が確実にゴール下を沈めてさらにその差を拡げていく・・・・

そして最終Q,36ERSはキャプテンBC増田のリバウンドショット、ジェロニモ松尾のスリーで反撃するもオールディーズはチームの勝利の女神、ビーナス野崎が短いプレータイムの中で見事な集中力を発揮、3本のミドルジャンパーとロングレンジスリーを得意の左ベースラインから射抜いて勝負あり、オールディーズが69−38で36ERSに圧勝、3勝1敗として最終戦のキングサンズ戦で「圧倒的な大差を付けなければいけない条件付きながら」奇跡の逆転優勝に望みを繋いだ。36ERSはオールディーズの厳しいディフェンスに攻撃陣が沈黙してこれで4連敗、最終戦のブッダ戦での奮起に期待したい。

 
三回戦 セガ対キングサンズ  52−53
完全優勝に向けてベストメンバーを揃えてきたキングサンズとチームの看板プレーヤー、DG浅井とプリンス釣崎の二人を欠き苦しい戦いが強いられると思われていたセガとの戦いは予想だにしないストーリーが用意されていた・・・得失点差でも2位以下に大差をつけウォームアップ中から笑顔が絶えず「ほぼ優勝は間違い無し」との雰囲気が漂うキングサンズメンバーは「変な余裕」が感じられこれまでの3試合とは異なり「やや緊張感が欠ける」スタート、試合開始からオープンショットのシチュエーションを作り出すもののなかなかシュートを決める事が出来ず逆にSS石川とのコンビプレーからマイティマウス愛宕にインサイドを攻められ序盤はセガがリードを奪い試合は進んでいく・・・

対するキングサンズも4分過ぎにF山本がロングレンジスリーを2連発で叩き込むとこれを起点に怒涛の反撃を開始、リーグのスコアリングリーダー、ゴルゴ藤木がインサイド、そしてアウトサイドと得点を重ねていくとこれに呼応するかのようにここ一年「負のスパイラル」から抜け出せず不本意なプレーが続いていた高橋水芭蕉が今大会初のスターターに抜擢されたチームの期待に応えて「予測不能とも言える緩やかな速度でターンすることで相手ディフェンダーをかわす新必殺技、「コロムビア蓄音機ターンシュート」を連続で決めて逆転に成功すると一気にスパート、キングサンズが試合開始当初はもたついたものの自慢の攻撃力を活かしてセガを圧倒、20−11と9点のリードを奪い第1Qを終える。第2Qに入るとセガが「DG欠場からか緊張感から開放され掟破りのスリーも放つなど伸び伸びとプレーする」ツーフェイス前田がリバウンドからのフラワーショットを連続で決めて反撃を開始するとこれに続いてSS石川がミドルジャンパーをヒットさせ確実にその差を縮めていく・・・

「集中!集中!」F山本の激が飛ぶものの試合前から漂っていた「緊張感の無さ」が今だ取り戻せないキングサンズはまたしてもミスを連発しリズムに乗れない・・・5分過ぎにようやくスマートボーイ宮下のスリーが決まりようやくリズムを掴んだかと思われたがその後が続かず得点を伸ばす事が出来ないでいると今大会スリーポイントシューターとして一気にブレイクした「terible the no.9」、恐ろしい9番ことリトルカンフー角田が抜群の集中力から3連続でスリーを叩き込み一気に得点差を縮めて1点差までに詰め寄るとお尻に火が付いたキングサンズもゴルゴ藤木のドライブ、ピンクアイバーソンのスティールからミントキャンディーがミドルジャンパーをヒットさせて応戦、32−28とオールディーズがかろうじて4点のリードを保ちハーフタイムを迎える。

後半に入り気合を入れなおしたキングサンズがようやくチーム本来のリズムを取り戻しアウトサイドからゴルゴ藤木、F山本が、インサイドではハイタワー西野、ダイナマイトキッドが得点を重ね疲れの見え始めたセガを突き放し第3Q終了時には47−37と10点の差を付け「勝負あったな・・・やはりキングサンズか・・・」と思われのたが最終Qが始まるとセガが怒涛の反撃を開始する・・・SH笠原のスティールからの速攻、SS石川のフローターショット、これにキャットウーマンのんの気持ちの入ったリバウンドをツーフェイス前田がゴール下で繋ぎ見る見る得点差を縮め残り30秒を切って4点差に・・・

さらには残り10秒を切ってSS石川が気迫のスティールからボールを奪い自らボールを持ち込みスリーをヒット!遂に1点差まで詰め寄り場内は騒然とするものの残念ながらここでタイムアップ、キングサンズがセガの猛追を53−52の1点差で凌ぎ薄氷の勝利を挙げて開幕4連勝として優勝に向けて大きく前進、2位以上を確定させた。2勝2敗となったセガはオールディーズ戦に続きキングサンズ戦でも1点差と惜しい試合を落としたものの優勝を争う上位2チームと互角に渡り合える事を証明、最終戦でネオクラゲと3位の座を賭けて戦う事となった。

 
四回戦 36ERS対ブッダ  43−47
試合は開始早々から36ERSがBC増田、ザ、グラジエーター川内の両ベテランがネオクラゲ戦で負傷しこの試合欠場となったバター梅津の不在で手薄となったブッダのインサイドを攻めて13−7とスタートダッシュに成功、6点のリードを奪って第1Qを終える。

しかし第2Qに入るとこの日ネオクラゲを撃破した原動力となったブッダのアウトサイドシュートが炸裂、イッコー槍田のどんだけショット、ターザン押切のふーせんスリー、スナック佐藤のロングレンジスリーが次々とネットを揺らし追撃、じわじわと得点差を縮めていく・・・しかし36ERSもココナツボーイ木下のミドル、ジェロニモ松尾のステップイン、ドクター磯野の力強いインサイドプレーなどで応戦、26−22と36ERSが4点のリードを保ちながらハーフタイムを迎える。

「大会初勝利を・・・」「2連勝でいい形で大会を締めくくりたい・・・」お互いが描く勝利への思いが時間の経過とともに強くなってきた表れなのか後半が始まると淡々として進んでいた前半を打って変わって試合は白熱、36ERSが好調ジェロニモ松尾がミドルジャンパー、切れ味鋭いドライブで得点を重ねていけば負けじとブッダもすぐさまスナック佐藤のスリー、スッダ杉岡のバンクショットなどで応酬、互いに譲らず僅差での戦いが続いていくも「大会初勝利」への執念を見せる36ERSが3点リードを奪い試合はいよいよ勝負の最終Qに・・・

第4Q開始直後、ブッダがスナック佐藤のスリーで遂に35−35の同点に追いつくとここからまさに「意地と意地、気持ちと気持ち」がぶつかりあう白兵戦の様相となり「チームの勝利」の為に一つのボールを奪い合うリバウンド、ルーズボール争いは激しさを増し「2試合目の疲れ・・・

そして簡単にはシュートを決めさせたくないという全てのケイジャーが持っている闘争本能」からか両チーム共にファールを連発、荒れた試合展開となり36ERSはここまで奮闘を見せていたDH蟹江、ジェロニモ松尾が、ブッダもスナック佐藤が5ファールで退場処分となり試合は1分を切って1点を争う攻防に・・・「1本のシュートの成否が勝負の行方に直結してしまう」緊張感からか36ERSの選手がことごとくフリースローを決める事が出来ない中でブッダはイッコー槍田、ターザン押切が確実に決めて47−43と逆転、息詰まるような接戦をものにして最終日を2連勝で飾りフィニッシュ、2勝3敗の4位で大会を終えた。36ERSはワンデートーナメントに続きチームの戦闘能力の向上は証明したものの残念ながら最後の最後で逆転負けを喫し最下位で終戦、「プレッシャーの中での精神コントロール」「僅差での戦い方」に課題を残した。

 
五回戦 ネオクラゲ対セガ  44−92
欠場者、負傷者が続出、ボロボロのチーム状態ながら”クラゲプライドを””男の意地を”見せたいネオクラゲは開始早々AKがロングレンジからスリーを叩き込むもセガもすぐさま反撃、SS石川のミドルジャンパー、ツーフェイス前田のゴール下、そして今大会素晴らしい活躍を見せているセクシーキャットウーマンのんが得意の右コーナーからスリーを沈めて一気に逆転、セガペースで試合は進んでいく・・・

対するネオクラゲもBS三野宮が痛みを堪えながらのストリート魂ドライブ、好調DICE-Kのゴール下などで応戦するもDG浅井のパスワークからクリエイトされたマイティマウス愛宕のパワフルなインサイドプレーとリトルカンフー角田、SH笠原の好調なアウトサイドシュートで攻撃を仕掛けてくるセガのオフェンスをくい止める事が出来ず第1Qを終えて早くも9−21と二桁のリードを許してしまう・・・

第2Qに入り何とか巻き返しを計りたいネオクラゲはBM武藤、BS三野宮のドライブ、SE光嶋のミドルジャンパーで連続で得点が決まるようになりようやく攻撃のリズムを掴んだと思われたがマイティマウス愛宕をインサイドの軸に据えてバランスのいい攻めを見せるセガのオフェンスを止める事が出来ず暫定目標とした「ハーフまでに一桁まで得点差を詰める事」が出来ない・・・

後半に入ると開始早々SH笠原がスリーを決めるとこれを合図にセガがチーム伝統の速攻主体の猛攻撃をネオクラゲに仕掛けて一気にスパート、見る見るその差を拡げていく・・・何とかセガの攻撃を食い止めたいネオクラゲだが「体力、そして気持ちのスタミナ」も切れてしまいディフェンスが崩壊、簡単に得点を許してしまうと同時に「焦りからか単発での攻撃になって」リズムを掴む事が出来ず逆に傷口は大きく拡がっていってしまいオフェンスも完全に失速、その差は遂に30点差以上に・・・

第4Qに入ってもセガの怒涛の攻撃は止まるところを知らずセクシーキャットうーまんのんの3連続得点、SH笠原のロングレンジショット、SS石川のミドルジャンパーなどで終始ネオクラゲを圧倒、92−44で快勝、大会3勝目を挙げワンデートーナメントに続いてAクラスを確保、3位で大会を終えた。ネオクラゲは開幕2連勝と好スタートを切ったものの欠場者と故障者に悩まされ後半3連敗と失速、秋から続く凋落傾向に歯止めを掛ける事が出来ず春の3位から5位に転落、時期大会での巻き返しに期待したい。

 
六回戦 キングサンズ対オールディーズ  43−61
今日のセガ戦で冷や汗を掻いたもののここまで無傷の4連勝、得失点差でも2位以下に大きく差を付け「この試合で大負けをしない限り」ほぼ優勝間違いなしのキングサンズとネオクラゲに足元を救われ痛恨の1敗はしたもののその後立ち直り3勝1敗と「僅かながら逆転優勝の可能性が残っている」オールディーズとの戦いは2010年シーズンを締めくくる1戦に相応しい激しい戦いとなった。

キングサンズはF山本、ゴルゴ藤木、ハイタワー西野、RPGノブナガの不動のメンバーにセガ戦に続いて高橋水芭蕉が先発、対するオールディーズは”BIG3”の二人、バイロン鈴木とベイビーガソル三寺を欠くのは大きな痛手だがMP遠藤、浅田百万両、スワン佐々木、ジョーカー山下そして今大会素晴らしい働きを見せているピースメーカー石渡のメンバーで決戦に臨む。

キングサンズがオールディーズに厳しいマンツーマンディフェンスに苦しみオープンショットを作り出す事が出来ずなかなか得点を挙げられずに苦しむ中、浅田百万両がオールディーズのオフェンスを牽引、外角からは得意のベースラインジャンパー、インサイドではその体格を活かしたパワープレーでファールを誘いフリースローを獲得、確実に沈めてオールディーズペースで試合が進んでいく・・・対するキングサンズはスコアリングリーダーのゴルゴ藤木のミドルが不発で苦しい展開が続いていたがオフェンスリバウンドからハイタワー西野、途中出場したダイナマイトキッドがゴール下を決めて喰らいついていく・・・

第2Qに入るとここまで的確なパスワークでオフェンスを引っ張っていたミスターパーフェクト遠藤がコンパクトな無駄の無いシュートフォームから”MP3”ロングレンジショットを続けさまにヒットさせその差を拡げるもキングサンズもスマートボーイ宮下のミドルジャンパー、ハイタワー西野のターンフックなどで応戦、オールディーズが23−17と6点のリードでハーフタイムを迎える。

後半に入るとここまで鳴りを潜めていたスワン佐々木のスワンスリーが炸裂!これに続いて「今大会、イリーガルシート鹿野と共に間違えなく伸びた」ジョーカー山下がディフェンダーをかわして”カリビアンフローターショット”を決めると場内からは大歓声が巻き起こりこのプレーをきっかけにオールディーズが一気にスパート!MP遠藤のスティール、リトルセンターとしてゴール下でこぼれ玉を拾い捲るピースメーカー石渡の気持ちの入った攻守に渡る活躍で瞬く間にその差を拡げて遂にその得点差は二桁に・・・

それに対してキングサンズは第3Q開始直後こそF山本からハイタワー西野へのホットラインパスが決まり流れを掴むかと思われたがゴルゴ藤木のアンスポーツマンファール、スノーマンてるが痛恨のTOを連発しこれをオールディーズに得点に繋げられその焦りからか珍しくF山本のシュートセレクションも悪く伝家の宝刀のロングレンジスリーがなかなか決まらず”負の連鎖”に歯止めを掛ける事が出来ずにその差はさらに拡がっていってしまう・・・

第3Q終盤ようやくF山本のスリーが決まりキングサンズが反撃の狼煙を上げてゴルゴ藤木が、そしてこの試合好調のハイタワー西野が得点を重ねていくもオールディーズはMP遠藤がパスで、ディフェンスで、そしてシュートでチームをステップアップさせてキングサンズを引き離しに掛かり遂にその差は残り1分を切って15点差に拡がり「ひょっとしてひょっとするかも・・・」「まさか・・・奇跡の大逆転か・・・」場内が騒然する中、両者は最後まで諦めずに激しい点の取り合いを展開、ゴルゴ藤木がターンシュート、スリーを決めればオールディーズはスワン佐々木のスワンスリー、MP遠藤のMP3で応戦、覇権を争う2強の戦いは残り時間30秒を切って予断を許さない状況に・・・

しかし試合は残り3秒でゴルゴ藤木とMP遠藤が真正面から激突のアクシデントが発生、脳震盪を起こし両者ダウンのままタイムアップ、キングサンズが43−61で敗れはしたもののオールディーズの猛追を何とか凌いで得失点差で振り切り1年ぶりのリーグ優勝を果たした。得失点差でわずかに及ばず覇権を逃したもののオールディーズは”王者のプライド”を身をもって示しキングサンズに18点の差を付けて快勝、大会を通じて主要メンバーが欠けた戦いを強いられながらもチーム全員でカバーし最後の最後まで優勝争いに絡んだ事は見事の一語、来季に繋がる素晴らしい戦いを見せてくれた。

 



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