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2011.5.29 大会3日目
 
第一試合 オールディーズ対セガ 51−72
序盤DG浅井のパスワークからマイティマウス愛宕のパワープレー、SS石川のフローターショットなどで快調に得点を伸ばしていくセガに対しMP遠藤、ベイビーガソル光寺、BIGX西川の主軸メンバーを欠いて思うように得点を伸ばすことが出来ないオールディーズは3分すぎスワン佐々木の猛牛ターンショットで初得点を挙げるとこれに呼応するかのようにキケロ武田が飛行距離の長い一反木綿を決めて追撃体制に入る。

8−20と大きくリードを奪われて始まった第2Q、バイロン鈴木の蒲南茶荘新茶ショットやキケロ武田の速攻、そしてオフェンスリバウンドからの垂直一反木綿が次々に決まり一時「20点差以上つけられた」得点差を見る見る縮め一桁差まで追い上げ「大量リードを奪い完全に気が緩んでいた」セガの背中を捉える事に成功する。

逆にお尻に火が付いたセガはここで自称「セガのジェイソンテリー」プリンス釣崎がコートに入るとこの用兵がズバリを当りこのところチームの期待に応えることが出来ず「輝きを失いつつあった」かつてのエースは今日はどうしたことか馬鹿当り、往年を彷彿させる見事なプレーを披露、緩急を効かせたドライブ、そして伝家の宝刀プリンスリーをヒットさせ再び得点差を拡げることに貢献するものの「つるー、ディフェンスやれっていつも言ってんだろうがあぁーたけちゃんにオフェンスリバウンド取られすぎなんだよ!駄目だ、交代!」とすぐにベンチに戻されてしまう・・・

しかしながらこのプリンス釣崎の活躍で前半はセガが32−21とここまで2連勝とリーグ戦トップを快走するオールディーズに11点の差を付け終えると場内のところどころから「よしよし ・・このままで・・・」「フフフ・・・悪いけど連戦で疲れているから次の試合はウチが勝って・・・最後は・・・今日はいないし・・・シナリオ通りだな」の声が聞こえてくる・・・

後半に入ると「早い段階で追いつきたかったんですが・・・」との試合後のバイロン鈴木のコメントにあるようにオールディーズは早いタイミングで積極的にシュート放ちバイロン鈴木自らのクイックリリースミドルを号砲にセガの背中を追い始めるもののその思いと裏腹になかなかシュートが決まらず逆にこの日絶好調のプリンス釣崎にこのQだけで3本のスリーを含む15点の大暴れを緩しその差は大きく拡がってしまう・・・

29−59と絶望的ともいえる30点差で始まった最終Q、ビーナス野崎が見事にミドルをヒット!このチームのレジェンドが身を持って示してくれた渾身のプレーにチーム全員に宿る「最後まで絶対諦めない」オールディーズ魂に火がつきここから怒涛の反撃を開始、スワン佐々木がインサイドでは猛牛ターンショット、アウトサイドからはスワンスリーを決めればバイロン鈴木も疲れが見え始めたセガディフェンスの隙を突いて次々に蒲南茶荘クールショットを射抜くと30点差あった得点差はいつのまにか15点差に・・・

しかしながらセガも慌てることなく「最悪ファールは貰ってくる」計算の元、マイティーマウス愛宕にボールを預けインサイドで確実に得点を重ねると最後はコニーあやがとどめのスリーを右コーナーから沈めて勝負あり、セガがオールディーズを72−51を下し大会1勝目を挙げた。オールディーズは主軸プレーヤーを欠く中でよく喰らいついていったが最後は息切れ、これで通算成績が2勝1敗となり優勝の行方は全くわからなくなってきた。

 
第二試合 セガ対キングサンズ  70−86
3メン2ボールのアトラクションを挟みわずか30分のインターバルで連戦を戦うセガは疲れからか身体が重くなかなかシュートが決めることが出来ないでいるとRPGノブナガの連続スリーに続きF山本にもロングレンジを射抜かれ早くも0−9と大きくリードを拡げられてしまいハイタワー西野以外は「フルメンバー」が揃ったキングサンズの猛攻の前に沈黙、さらには1試合目開始直後に「ふくらはぎに違和感」が出て出場を自重しこの第2試合での活躍が期待されていたツーフェィス前田が「ああ、痛っ や、やっぱり出来ません!交代して下さい」と数分でプレー続行不可能となり疲労の色濃いチームにさらに暗雲が圧し掛かってしまう・・・

しかし古豪に宿る「ネバーギブアップ」のDNAは「試合開始直後にどんなに離されしまっても、あるいは絶望的な得点差を付けられている試合終盤だろうとも試合終了を告げる笛が鳴るまで決して諦めるようなことはしない。」第1Q残り4分、今大会好調のイチローのゴール下やダイナマイトキッドのせんと君ターンショットなどで快調に得点を重ね3−13と大きくリードを拡げていくキングサンズに対しセガも見事なパスワークでクリエイトしたワイドオープンショットをコニーあやが沈めて反撃の狼煙を上げるとリトルカンフー角田の連続ゴール、右45度からのSS石川のスリー、”頼れる男”マイティマウス愛宕のブルドーザードライブで見る見る得点を重ねキングサンズを圧倒、瞬く間に18−19と1点差まで詰寄ることに成功し第1Qを終える。

第2Qに入ってもセガに傾いた試合の流れは変わらずこの日好調のコニーあやがミドルジャンパーをいきなりヒットさせキングサンズを遂に捉えると「ここが勝負!」と見てマイティマウス愛宕のゴール下などでリードを拡げようと攻勢を仕掛けようとするもここまでメンバー不足の中、F山本、ゴルゴ藤樹、ダイナマイトキッドと大型選手が揃うキングサンズに対し”体格や高さのミスマッチ”覚悟で必死のマンツーマンディフェンスで押さえ込んできたが「インサイドのミスマッチを徹底的に突いてくる」キングサンズのパワーオフェンスの前に時間の経過と共にファールがかさんでしまいF山本、ダイナマイトキッドにフリースローでじわじわと得点を積み重ねられまたしても逆転を許すと今度は「インサイド警戒」のディフェンスの隙を突いてF山本、RPGノブナガに続けざまにロングレンジを叩き込まれさらに得点差を拡げられてしまう・・・

31−37の6点差で始まった第3Q、試合開始から積極的のゴールを狙いさらには大男が揃うキングサンズに対し果敢ににリバウンドを挑んでいたセクシーキャットウーマンのんが右ベースライン沿いからスリーをヒットするとこれに呼応するかのようにDG浅井が破壊力を増したメキシカンパンチドライブ、攻守にオールラウンドな活躍を見せるチームのスタビライザー、SS石川が鉄壁のミドルジャンパーを連続で沈めてキングサンズに喰らいついていくがここまで懸命な守備で奮闘してきたSS石川、リトルカンフー角田が共に4回目のファールを犯うとここをキングサンズに突かれてしまいなかなか得点差を縮めることが出来ない・・・

勝負の最終Q、セガはコニーあやのミドルジャンパーやのんのスリー、マイティマウス愛宕のブルドーザーショットなどで諦めることなく食い下がっていくもののF山本のフリースロー狙いの巧妙なフェイクに引っ掛けられ再び試合の流れを手繰り寄せられてしまうと「己への戒め、気合注入、そしてチームの優勝祈願・・・、」様々な思いを込め綺麗な剃髪を施しこの試合に臨んだ”篭球禅師”高橋水芭蕉に無我の境地から放った南無阿弥陀仏ショットを沈められ最後は今大会初登場のピンクアイバーソンに止めのスリーを射抜かれ勝負あり、キングサンズが最後まで喰らいついてきたセガを86−70で撃破、通算成績を2勝1敗としてネオクラゲ、オールディーズと並び同率首位に浮上した。大会前、「優勝候補の一角」に挙げられていたセガは怪我人の続出とメンバー不足に悩まされ本来の実力を発揮する事なく1勝3敗でリーグ戦をフィニッシュ、4位以下が確定した。

 
第三試合 ネオクラゲ対ブッダ 70−48
序盤、ここまで2勝1敗とオールディーズ、キングサンズと共に久しぶりに優勝争いに加わったネオクラゲが「優勝を意識してか」プレーに硬さが見られなかなかシュートが決まらないでいると「創部以来初のAクラス入りを、そして次期大会での足掛りにする為」にもこの試合での勝利を目論むブッダは「着実に成長を見せペイントゾーン内での存在感を増しつつある」バター梅津が”天敵”シャワーフリーク武藤に果敢にアタック、すぐさまファールトラブルに追い込みブッダペースで試合は進んでいく・・・

しかしネオクラゲも経過3分で3ファールを犯し交代を余儀なくされたシャワーフリーク武藤に代わってコートに入ったブルーシート小森のリバウンドシュートやSE光嶋の老獪な守備でボールを奪い反撃の糸口を掴むとここからチームのオフェンスリーダー、BS三野宮のミドルジャンパーを皮切りに猛攻を開始しすぐさま逆転に成功、15−9と7点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入るとAKが右ウィング付近からのロングレンジに続いて左コーナーからのタフショットをヒットするとここからBS野宮の切れ味鋭いドライブ、さらにはC冨坂、カルロ小杉の不在の穴を埋めるべく持ち前の得点能力を封印しチームのバランサーとしてPG的なプレーに徹しているゆうまの好パスから試合開始早々の「ファールトラブルで鬱積が溜まっていた」シャワーフリーク武藤が高さを活かしたゴール下を連続で沈めブッダを引き離しに掛かる・・・

しかしながらブッダもすぐさま応戦、ターザン押切のフーセンスリーや好調バター梅津の気迫のオフェンスリバウンドからのバターココナツショットで追撃、23−31とネオクラゲと一時15点差まで離されていた得点差を8点に縮めブッダが試合の流れを掴みかけたところでハーフタイムを迎える。後半に入っても第2Q途中で大差をつけられながらも粘り強く追いかけてきたブッダ優勢のペースは変わらない。

ターザン押切がこの日2本目となるフーセンスリーを叩きこみ続いてスムーズ和田がカウントAND1プレーで繋ぎさらにはこの日好調のバター梅津が連続でバタードライビングレイアップを沈めると遂に35−39と4点差に詰寄ると「これは・・・ブッダも力を付けてきたな」「ネオがここで足元をすくわれると・・・フフフ」との声も聞こえ予想だにしない試合展開に場内は騒然とした空気に包まれる。

しかしこのブッダペースで進んでいく試合の流れを断ち切ったのはブルーシート小森、気迫のオフェンスリバウンドからのAND1プレーでブッダに傾いていた試合の流れを再び手繰り寄せると得意のベースラインからフェイドアウェイ気味に放つターンアラウンドショットを沈め再び50−40と二桁差まで得点差を拡げることに成功すると最終Q開始直後にはトップオブザキー付近からロングレンジスリーを叩き込みその差を拡げていく・・・

対するブッダもスムーズ和田、デール江花の連続ミドルで最後まで喰らいつくも最後は「AKフォーメーション」からAKが連続スリーを叩き込み勝負あり、ネオクラゲが70−48とブッダに快勝、3勝1敗として暫定ながら首位に浮上、最終戦のキングサンズ対オールディーズ戦の結果如何ではあるが優勝の可能性を残してリーグ戦を終えた。対するブッダは大会初日に強豪セガに快勝して「リーグに旋風を巻き起こすか?」と注目されたがその後は尻つぼみで3連敗、今回も低位置化しつつあるBクラスが確定し全日程を終了した。ようやく披露されるであろう新ユニホームで挑む秋季大会以降の巻き返しに期待したい。

 
第四試合 オールディーズ対キングサンズ 65−63
ここ3年間、常に優勝を争い覇権を分け合ってきたオールディーズとキングサンズの一戦は春季大会のフィナーレを飾るに相応しい激戦となった。3勝1敗と暫定首位に立つネオクラゲを逆転して優勝する為には「共に30点差以上付けて勝利を挙げない」以外は不可能と言う過酷な条件の中で始まった試合はオールディーズが先制攻撃に成功、キケロ武田のフリースローを皮切りにベイビーガソル三寺のスリー、バイロン鈴木の速射砲が続けさまに火を吹き瞬く間に10−0とキングサンズを圧倒、早くも試合の主導権を握り優位に試合を進めていく・・・

対するキングサンズはオールディーズのタイトなマンツーマンディフェンスに手を焼きゴルゴ藤樹、ダイナマイトキッドあつしのワンオンワンに活路を見出そうとするがなかなか得点を挙げる事が出来ないでいたがF山本がマークに付いているバイロン鈴木との高さのミスマッチを突いて右ローポスト付近でのパワープレーで連続得点を挙げるとようやくチーム本来の落ち着きを取り戻し先行するオールディーズの背中を追い始めていく・・・

19−12とオールディーズ7点リードで迎えた第2Q、F山本からのパスをスマートボーイ宮下が落ち着いてミドルショットを沈めると続けてゴルゴ藤樹のドライブでキングサンズが追撃を開始、オールディーズが今一つ得点を伸ばせないでいる間隙を突いて長距離砲で一気にスパーク!

タイトなマークに苦しむF山本に代わりスマートボーイ宮下とピンクアイバーソンの連続スリーが炸裂、32−33とオールディーズに1点差まで詰寄りハーフタイムを迎えることに成功する。後半に入ってもキングサンズは追撃の手を緩めない。

バイロン鈴木、ベイビーガソル三寺のショットで突き放しに掛かるオールディーズに対していつものプレースタイルとは異なりインサイドを徹底的に突いてくるF山本と持ち前のパワーを活かしたドライブと精度の高いミドルジャンパーでゴルゴ藤樹が代わる代わる得点を重ね遂に残り1分で47−47の同点に追いつくとここまでオールディーズのタイトなディフェンスの前に「スリーを完全に封じられていた」F山本が遂にディフェンスの一瞬の隙を突き”伝家の宝刀”のロングレンジスリーを叩き込み逆転に成功、さらにゴルゴ藤樹のフリースローも決まり51−47とキングサンズがオールディーズに4点のリードを奪い試合はいよいよ勝負の最終Qへ・・・

開始早々オールディーズはバイロン鈴木の蒲南茶荘クールショットとキケロの垂直一反木綿が決まり51−51の同点に追いつくとここからは正に白兵戦の様相、互いに今日2試合目とあって激しい疲労に筋肉が悲鳴を上げる中、研ぎ澄まされた集中力と勝利への執念でオールディーズはベイビーガソル三寺が、スワン佐々木が、そしてバイロン鈴木が、キングサンズはスマートボーイ宮下が、ゴルゴ藤樹が、そしてF山本が厳しいマークを掻い潜りタフショットを次々に射抜き遂に残り時間2分を切ってこに試合に大きな転機が訪れる・・・

F山本がトップオブザキーからロングレンジスリーを叩き込み56−56の同点に追いつきさらに勝ち越しのチャンスが訪れるもののダイナマイトキッドあつしがこのゴール下のノーマークシュートを外してしまう痛恨のミス・・・逆にこのピンチを切り抜けたオールディーズはベイビーガソル三寺が勝負所で連続スリーを射抜いて勝負あり、65−63で粘るキングサンズを振り切り大会3勝目(1敗)を挙げた。

この結果3勝1敗で並んだネオクラゲが得失点差でオールディーズを上回り7年ぶり3回目の優勝に輝いた。敗れたキングサンズは活躍が期待されたインサイドのダイナマイトキッドあつし、アウトサイドのRPGノブナガが共にこの大一番で無得点と沈黙、精彩を欠いたことが響き2勝2敗で全日程を終了、チャリティートーナメント2011に続き3位で大会を終えた。

 



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