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試合速報

11月30日 大会2日目
 
第1試合 セガ対ファイブファールズ 47-48
優勝戦線生き残りを懸けたセガ対ファイブファールズとの今日の第1試合は予想に違わぬ激戦となった。序盤、チームの司令塔“小さな将軍”トリックスターだいごを欠いた影響からか今ひとつリズムに乗れないファイブファールズに対してマイティマウス愛宕がインサイドのパワープレーで、そしてマスターピースゆうたがアウトサイドから得点を重ね第1Qは17-6とセガが大きくリードして終えるが持ち前の粘り強さでオフェンスリバウンドを奪取して自分達のリズムを取り戻してきたファイブファールズはジャックナイフ土利川、マイクロビーンズ遠藤の連続長距離砲をきっかけに反転攻勢、ベンチから出場したルンバ北山のリバウンドショット、マジック飛澤のリバースレイアップに続いてマイクロビーンズ遠藤がこのQ、2本目となるロングレンジを射抜くとペイントゾーンではハリウッド雄介がオフェンスリバウンドに飛び込みボールをそのまま押しこみ21−25と4点差にまで一気に差を縮めハーフタイムを迎える。

後半に入ると「優勝する為には負ける訳にはいかない・・・」という強い想いがそうさせてしまうのか、ファイブファールズ、セガ双方共に力みからかミスを連発、なかなかスコアボードが動かない膠着状態が続いていくが3分過ぎ、セガのマイティマウス愛宕がバンクショットを決めると試合は動きだし「試合序盤からリバウンド争いで優位に立っていた」ファイブファールズはハリウッド雄介がドライビングレイアップに続いてパワープレーで連続得点、さらには「リバウンド、ディフェンス、繋ぎのプレー、そして得点・・・」とこの試合あらゆる場面で“顔”を出し好プレーを随所に披露していたスーパーボールあきらがバンクスリーに続いてボーナススローをきっちり沈めて遂に30-30の同点に追いつくも残り3分、負ける訳にはいかないセガもすぐさま反撃、スーパーハンドル笠原のロングレンジに続いてマスターピースゆうたがミドルジャンパーをヒット、試合を再びひっくり返す激しい攻防が続いていくが残り1分を切ったところでファイブファールズはハリウッド雄介、ボードマスターまっきー、そしてダイナマイトキッドあつしが身体を張った泥臭いプレーで繋ぎ再び40-37と逆転、試合は混戦のまま勝負を決する第4Qに突入する・・・

勝負を賭けた最終Q、セガはマスターピースゆうたのミドルジャンパーに続いてエクザイル江波戸がパワープレーでボールを捻じ込み再び逆転に成功するもののファイブファールズはここまで全く当たりが来ていなかったダンディカズが続け様にロングレンジを射抜いてチームに試合の流れを手繰り寄せると残り3分、この試合好調のハリウッド雄介とジャックナイフ土利川の鮮やかなコンビプレーも決まり48-42 とし「このプレーで試合は決したか・・・」と思われたが残り2分、セガはDG浅井、SS石川と共にチームの黄金期を築きあげた時代の主力メンバー、エクザイル江波戸が窮地に追い込まれたチームを救うべくステップアップ、ボーナススローに続いて右ベースライン沿いからミドルジャンパーをヒット、47-48と1点差に迫ると残り1分30秒から −その2分にも満たない時間は守る者にはとても長く、そして攻める者にはとても短く感じたであろう − セガはマスターピースゆうたが、マイティマウス愛宕が、スーパーハンドル笠原が、そしてDG浅井が− 逆転のシュートを捻じ込むべく攻め続け何度もシュートを放つもののその想いとは裏腹に悉くリングに嫌われてしまいタイムアップを知らせる無情のブザーが鳴り響き試合は終了、ファイブファールズがセガの試合終了間際の猛攻に追い詰められながらもかろうじて凌ぎ切り48-47で大会2勝目を挙げキングサンズ、オールディーズと並び勝ち点6とし優勝戦線に踏みとどまった。惜しくも敗れたセガはこれで2連敗、次戦での巻き返しに期待したい

 
第2試合 ネオクラゲ対キングサンズ 48-55
序盤、老獪なキングサンズはマンマークのピックアップが遅いネオクラゲのディフェンスの隙を見逃さずRPGノブナガがロングレンジを連続でヒット、さらにはインターフェイスノブナガのミドルジャンパーで先制攻撃に成功、試合を優位に進めていくもネオクラゲもDICE-Kのボーナスプレー、バッドマウス武藤の連続得点に続いてアロンゾ河原がリバウンドをそのまま捻じ込みフロントコートトリオが奮起、8-10と一気に差を詰めたもののここで手痛いバッドパスやロストボールを連発するとこれを悉くベースラインマスターだいきにイージーレイアップを許し得点に繋げられてしまい再びキングサンズに大きくリードを奪われてしまうがQ終了間際にBS三野宮が左コーナーからスリーを射抜いて11-16と5点差にまで差を詰め第1Qを終える。

第2Qに入るとスマートボーイ宮下のボーナススロー、ベースラインマスターだいきのドライビングレイアップなどで再びキングサンズがネオクラゲを引き離し二桁までリードを拡げるもののネオクラゲはすぐさまAKが気合と共にロングレンジを一閃、再び試合の流れを手繰り寄せたと思われたがまたしてもここでミスを連発、さらにはF山本が巧妙なシュートフェイクでアロンゾ河原のファールを誘発、ボーナススローで再び得点差を拡げられてしまうがまたしてもBS三野宮が第1Qに続いてこのQ終了間際にもハーフコートラインやや後方からロングシュートと放つとまたしてもボールはそのままリングに吸い込まれ24-30 と6点差にまで戻してハーフタイムを迎える。

後半に入るとキングサンズはスマートボーイ宮下のゴール下、RPGノブナガのスリーで再びリードを35-24と二桁に拡げるも残り4分、ここでネオクラゲはスピーディーロダンゆうまのミドルジャンパーを皮切りにチームに未来を担う若手メンバーがステップアップ、HG小田川ドライビングレイアップに続いてBS三野宮とスピーディーロダンゆうま、HG小田川とDICE-K・・・鮮やかなコンビネーションプレーで一気に34-35と1点差にまで詰め寄ると残り2分を切ってここから両者譲らずキングサンズはベースラインマスターだいき、F山本が得点、再び引き離しに掛かるもネオクラゲも負けじとアロンゾ河原、DICE-Kがペイントエリアで奮闘、40-42と2点差にまで詰め寄り試合は勝負の最終Qに突入する・・・

第4Q開始早々、ここでキングサンズは伏兵、スノーマンてるがまさかのプリングルスサワーオニオンスリーを左コーナーからヒット、再びリードを拡げ逃げ切り態勢に入るもネオクラゲはベテラン、SE光嶋がディフェンスで奮闘、キングサンズのロストボールを誘発させ試合の流れを再び手繰り寄せたかと思われたが前半同様、ネオクラゲはここで手痛いミスを連発、40−49と再び大きく引き離されてしまう・・・

しかし残り2分、逆転を狙うべくピンクパンサーじゅえりと共に投入されたAKが右ウイング後方からロングレンジを射抜いて46−51と5点差にまで戻し最後の総攻撃を仕掛け逆転を狙うも時間切れ、キングサンズが粘るネオクラゲを55-48で下して無傷の3連勝、勝ち点を9まで伸ばしてリーグ戦の首位に躍り出た。敗れたネオクラゲは試合中大きく離される場面もあったがその度に粘り強さを発揮し追いつく健闘を見せたものの課題である「勝利をものに出来ない詰めの甘さ」をまたしても露呈しこれで3連敗、次戦での奮起に期待したい

 
第3試合 ファイブファールズ対ブッダ 62-54
ブッダが人数不足によりセガよりセクシーキャットウーマンのん、コニーあやの女性プレーヤー2名が急遽レンタル移籍で加わった今日の第3試合はファイブファールズはハリウッド雄介、ボードマスターまっきー、そしてスーパーボールあきらがオフェンスを牽引、さらにはマイクロビーンズ遠藤のロングレンジも決まり得点を伸ばしていくもブッダはリトルウェストブルック古川がドライビングレイアップで口火を切るとファイナルアンサーりょうがリングレンジに続いてドライブで得点、さらにはイッコー鎗田がドライブに続いてバックボードを使った派手なパフォーマンスでバラクーダ月村の得点を演出、双方譲らず互角の戦いを繰り広げ12-11とファイブファールズがブッダに僅か1点のリードで第1Qを終える。

第2Qに入るとバター梅津がリバウンドショットを捻じ込み一時13-12と逆転に成功するものの自力、そしてチームワークに勝るファイブファールズは −このQで挙げた14点中12点がファイナルアンサーりょうに集中してしまっているブッダとは対照的に − スーパーボールあきらが攻撃の起点に、そして試合展開によっては繋ぎ役も演じるプレーでチームを活性化、自らのドライビングレイアップやミドルジャンパーで得点を取ったかと思えばダイナマイトキッドあつしやジャックナイフ土利川とのコンビプレーを演出、さらにはルンバ北山、ハリウッド雄介もリバウンドショットで得点、多くのメンバーが得点に絡むバランスのいいチームオフェンスでリードを拡げ36-27とブッダに9点の差を付け前半を終える。

後半に入ってもファイブファールズの勢いは止まらずハリウッド雄介がペイントゾーンを支配し力強いパワープレーで3連続ゴール、42−27と15点の差を付け「既に勝負はついた・・・」と思われたがこの試合“ZONE”に入っているファイナルアンサーりょうが得点は勿論チームメイトにアシストパスを送りオフェンスを牽引、さらにはこの試合緊急出場したコニーあやがスティールで、そしてセクシーキャットウーマンのんがディフェンスでチームに活力を与え「大量リードの安心感からかやや攻撃が雑になり得点が止まってきた」ファイブファールズを猛追、38-47と9点差にまで追い上げ試合は最終Qを迎える・・・

逆転勝ちを狙うブッダはリトルウェストブルック古川がハイポスト付近からのミドルジャンパーをヒットさせ口火を切るとキャプテン、バター梅津がインサイドで奮闘、パワープレーでボールを捻じ込みさらにはディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを獲得し確実に得点差を縮めていく・・・

楽に勝てる筈のゲームがいつの間にか追い詰められる展開に・・・目標である連覇に向けて「しっかりとゲームを締めて終わりたい」筈だったファイブファールズだがここでダイナマイトキッドあつしが“何でもないイージーバスケットを立て続けに入れ損なう”悪癖がこの「試合を決める大事な局面」で顔を出してしまい得点が伸ばすことが出来ないでいると試合の流れはブッダに傾いてしまい残り2分を切ったところでバラクーダ月村のゴール下、そしてファイナルアンサーりょうのボーナススローで59−54と5点差にまで詰められブッダの想定外とも言える粘りに場内は一時騒然となるもののファイブファールズはマイクロビーンズ遠藤とスーパーボールあきらのバックコートコンビが冷静にゲームをコントロール、最後まで諦めずにファールゲームを仕掛けてくるブッダにきっちり対応、62-54 で下し大会3連勝、勝ち点9としキングサンズと並びリーグ戦の首位に立った。敗れたブッダはファイナルアンサーりょうが大爆発、チームで挙げた54点中32点を一人で叩き出す獅子奮迅の活躍を見せたが残念ながらこれで3連敗、最終日でのセガ戦、そしてネオクラゲ戦での奮闘に期待したい。

 
第4試合  ネオクラゲ対セガ 56−58
リーグが創設された2003年から続くネオクラゲ対セガの“オリジナル2”による伝統の一戦は開始早々、マスターピースゆうたの連続スリーでセガがスタートダッシュに成功するがネオクラゲもすぐさまHG小田川のリバースレイアップ、BS三野宮のドライビングレイアップで応戦、さらにはこの試合に久しぶりの出場を果たしたリーグ創成期にセガの絶対的エースとしてリーグに君臨、チームを栄光に導くと同時にMVPトロフィーをはじめ得点、3P、アシスト・・・数々の個人タイトルを総なめにしていたレジェンド、プリンス釣崎のマーク越しに −それはまるでリーグに戻ってきたかつてのスタープレーヤーを祝福する手荒い挨拶のように −AKがロングレンジをヒットすると続いてマイティマウス愛宕のファールを誘発しボーナススローを獲得、試合の流れを手繰り寄せると今大会好調のDICE-Kが鮮やかなパスを送りバッドマウス武藤の連続得点を演出、第1Qは14-9とネオクラゲがセガに対して5点のリードを奪い終了する。

第2Qに入ってもネオクラゲは好調を持続、アップテンポな攻撃からDICE-Kが速攻で連続得点、リードをさらに拡げていくも3分過ぎ、このままズルズルと引き下がる訳にはいかないセガは“闘将”DG浅井がトップオブザキーやや右の位置からロングレンジをヒットし反撃の狼煙を挙げるとこれを合図にセガが総攻撃を開始、マイティマウス愛宕の連続パワープレー、マスターピースゆうたのミドルジャンパーで逆転に成功、試合の流れを手繰り寄せると続いてDG浅井のパスを受けたツーフェイス前田が必殺のフラワーショットをヒット、さらにはマスターピースゆうたが速攻から続け様に豪快なドライビングレイアップを捻じ込み29−18と瞬く間に二桁差にまでリードを拡げ一気に引き離すも「何とか喰らい付いていきたい」ネオクラゲは残り2分、スピィーディーロダンゆうまのミドルジャンパーに続いてBS三野宮のボーナススロー、さらにはベテランセンター、アロンゾ河原の気迫の籠ったパワープレーで追走、24-29と5点差にまで得点差を縮めてハーフタイムを迎える。

後半に入り「早い時間帯で追いついておきたい」ネオクラゲはベテラン、SE光嶋のパスを受けたBS三野宮、スピィーディーロダンゆうまが相次いでミドルジャンパーをヒット、さらにはDICE-Kのドライビングレイアップでセガから試合の主導権を奪い返したかと思われたがここでバッドパスを連発、さらには折角獲得したボーナススロー4本を悉く外してしまい自らの手でチャンスを潰してしまうとここでセガは一気にスパーク、エクザイル江波戸のドライビングレイアップ、マスターピースゆうたのゴール下に続いてDG浅井がこの試合2本目のロングレンジをヒット、さらにはマイティマウス愛宕のパワープレー、スーパーハンドル笠原のスリーも突き刺さり再び二桁差にまでリードを拡げ「このままセガがネオクラゲを押し切るのか・・・」と思われたが残り3分、ネオクラゲはBS三野宮がステップアップ、ロングレンジに続いてフリースローレーン付近からミドルジャンパーをヒットするとこれに援護射撃とばかりにDICE-Kもミドルジャンパーを捻じ込み39-42と3点差にまで詰め寄り試合は勝負を決する最終Qへ・・・

第4Q開始早々、「ネオクラゲに傾きかけている試合の流れを断ち切る」とばかりにDG浅井、マイティマウス愛宕が連続でミドルジャンパーをヒット、さらにはマスターピースゆうたが長距離砲を鮮やかに射抜いてリードを拡げるものの「そうはさせない・・・」とばかりに今度はBS三野宮が連続ミドルジャンパー、さらにはロングレンジを射抜いて応戦、両者共に勝利を手に入れる為に「やられたらやり返す、取ったら取り返す」正に意地と意地が交錯する激しい攻防を続けながらいよいよ試合は最終局面に突入する・・・

残り2分を切ったところでネオクラゲがビッグマウス武藤、DICE-Kの連続得点で1点差にまで迫りセガを射程距離に捉えたか思えばセガはすぐさまマスターピースゆうたのスリー、エクザイル江波戸のゴール下で再び突き放すと試合は残り10秒、56−58と2点ビハインドを追いかけるネオクラゲ最後の攻撃、右サイドをドリブルで駆け上がるスピィーディーロダンゆうまからのロングパスを左ウィング3Pラインやや後方付近 −いわゆるAKゾーン −でボールをキャッチしたAKがシュートモーションに入ったところで無情のタイムアップ、セガが粘るネオクラゲを何とか振り切り大会1勝目を挙げるとともに2003年春季大会から続くライバルチームとの通算対戦成績を8勝13敗とした。あと一歩及ばす惜しくも敗れたネオクラゲはファイブファールズ戦、キングサンズ戦に続いて格上と目されていたチームを最後まで追い詰める健闘を見せたものの“勝ち切る”までには至らずこれで4連敗、大会最終日でのブッダ戦で大会初勝利を目指す事になった。

 
第5試合 オールディーズ対キングサンズ 81−45
これから始まる32分間のゲームの中で −春季大会で敗れた屈辱の記憶と全ての記録を永遠に続く闇の中に封じ込めてしまうかのように− オールディーズはティップオフの瞬間から怒涛の総攻撃を開始、この試合欠場したミリオンダラー浅田に代わってスターターに名を連ねたスワン佐々木がミドルジャンパーで口火を切るとミスターパーフェクト遠藤がMP3を左ウィングやや後方から射抜くとタイトなマンマークからスティールを敢行、ボールを奪うと既に前方に走りこんでいたキャノンボールしんにタッチダウンパスを送りイージーレイアップを演出、さらにはバイロン鈴木が右サイドからクイックリリースから正確無比の速射砲を連続でヒット、早くも大きくリードを奪うと同時にキングサンズに「シュートは勿論、ボールを簡単に保持することすら許さない」厳しいマンツーマンディフェンスでオフェンスを完全に分断、ミスを誘発させ試合は早くも一方的な展開に・・・

しかし残り2分、ここまでスコアレスの状態が続いていたキングサンズはベースラインマスターだいきがようやく右サイドからミドルジャンパーを決めて初得点をもたらすもオールディーズが19-2と「春季大会で準優勝を飾り今大会の優勝候補の一角に挙げられていた」キングサンズを完全に圧倒、早くも17点の大量リードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入ってもオールディーズは攻撃を手を緩めるどころかさらにギアをシフトアップ、スワン佐々木、ミスターパーフェクト遠藤、そしてキャノンボールしんが素早いパス交換から鮮やかな速攻でゴールを奪うとキャノンボールしんがドライビングレイアップでインサイドを、アウトサイドからはロングレンジを射抜いて連続得点、さらにリードを拡げていく・・・

試合開始直後のタイトなディフェンスと激しい攻撃ラッシュに気勢を削がれたキングサンズもF山本がロングレンジを立て続けにヒットすると落ち着きを取り戻しベースラインマスターだいきのドライビングレイアップやインターフェイスノブナガのミドルジャンパーでようやくスコアを動かしていくもののオールディーズの勢いを止めるまでには至らず逆にミスターパーフェクト遠藤を基点に小気味よいリズムでボールを動かし異なる選手が代わる代わる得点を重ねてくるオールディーズにさらにリードを拡げられ14−40と早くも第2Qで26点差の大差を付けられて前半を終える。

後半に入ると大量リードからの安心感からか「やや集中力が途切れ始めてきた」オールディーズに対してディフェンスを2-1-2ゾーンからマンツーマンディフェンスに切り替えようやくチーム本来のリズムが出てきたキングサンズはインターフェイスノブナガがドライビングレイアップを沈めるとここからF山本、RPGノブナガの連続長距離砲で遠く離れたオールディーズの背中を追いはじめるもののそのあとが続かず逆にオールディーズは −安全圏とも言える30点近い得点差、そして3Qも残り3分を切ったこの時間帯になっても− チームが標榜する「より確率の高いレイアップやゴールに出来るだけ近い位置でのシュートを選択する」基本ポリシーを実践、それは“安易にロングレンジからのシュートを打つのではなくドライブやミドルジャンパー、あるいはパワープレーでディフェンダーのファールを誘発させる”言わば「リーグで最も堅実なバスケットボール」を愚直なまでに展開、63−28とさらにリードを拡げて第3Qを終える。

35点差で始まった第4Q、キングサンズはインターフェイスノブナガのスリーやRPGノブナガのミドルジャンパー、さらにはスマートボーイ宮下のドライブで得点を重ねるも最後は華麗なフェイクモーションでディフェンダーをかわしたヴィーナス野崎が止めのミドルジャンパーを連続で射抜いて勝負あり、オールディーズが試合開始直後からキングサンズを圧倒し81−45と無傷の3連勝を飾り勝ち点9とし大会最終日に予定されているファイブファールズ戦、セガ戦の2試合に覇権奪回を懸けて挑むことになった。敗れたキングサンズはこれで3勝1敗の勝ち点10と暫定首位に浮上するもこの敗戦で優勝争いからは一歩後退した感は否めないもののオールディーズの動向次第では十分に優勝の可能性を残しているので最終日のファイブファールズ戦での奮闘に期待したい。

 



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