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2014.5.25 大会2日目
Prolougue
あの試合はよく晴れた所謂“冬晴れの一日”で11月半ばにしては全然肌寒く無かった日だったこと、そして「ラストショット」を外してしまった“悔い“が −まるで昨日のことのようにー 僕の記憶の中のスクリーンに時折その映像が苦い思い出と共にフラッシュバックされる・・・45-46と1点のビハインドを追っていた僕らのチームはディフェンスでのプレッシャーを強めて残り5秒でセンターラインに近い高い位置でボールをスティール、僕はその瞬間、残っている力を振り絞ってコートを疾走、左サイドのゴール下のオープンスペースにポジションを取ると程なくしてチームメイトからロングパスが送られてきた・・・「シュートを決める」時間は十分に残されていたし、自分では落ち着いているつもりだったんだけど・・・やはりどこか力が入っていたんだろう・・・ノーマークのシュートを外してしまい、その瞬間試合終了のブザーが場内に鳴り響いた・・・
 
第1試合 キングサンズ対ネオクラゲ 38-38 (PT 1-0)
昨年の秋季大会、1点を争う好ゲームを演じた両者の戦いは予想に違わぬ激戦をなった。試合はキングサンズがスマートボーイ宮下のゴールで先制、さらにはインターフェースノブナガのボーナススローやハイタワー西野のリバウンドショットなどで試合を優位に進めていく・・・

対するネオクラゲはAKのロングレンジが不発ながらリバウンドでゲレーロしゅんとDICE-Kが躍動、リバウンドボールを続けざまに捻じ込むとネオクラゲのマンツーマンディフェンスに苦しみ得点がピタリを止まったキングサンズをBS三野宮のミドルジャンパーで逆転、さらには青大将武藤のパワープレーやゲレーロしゅんのボーナスショットなどでリードを拡げ第1Qはネオクラゲが12-7とキングサンズから5点のリードを奪い順調な滑り出しを見せる。

第2Qに入ってもネオクラゲの勢いは止まらない。今大会好調のスピーディーロダンゆうまがいきなりドライビングレイアップを捻じ込むと続けさまにインサイドにアタック、ディフェンダーのファールを誘発しボーナススローを獲得しこれを2本ともきっちり沈めてさらにリードを拡げていく・・・

劣勢が続いていたキングサンズだが開始2分を過ぎてRPGノブナガがバンクスリーをヒットするとようやく息を吹き返しハイタワー西野とF山本のコンビプレー、さらにはまたもやRPGノブナガが1本目と同じようにバンクスリーを射抜いて追撃15-18と3点差に迫るとここからキングサンズはベースラインマスターだいき、そしてネオクラゲはスピーディーロダンゆうまがステップアップ、互いに「入れられたら入れ返す、取られたら取り返す」得点を挙げる度ににリードチェンジする激しい攻防を展開、ベースラインマスターだいきがタイトなディフェンスからレイアップや正確無比のミドルジャンパーを射抜けばこれに負けじとスピーディーロダンゆうまも速攻とハイポスト付近からのミドルジャンパーで応戦するも残り15秒でベースラインマスターだいきが右ウィング付近からシュートフォームを崩しながら捻じ込んだミドルジャンパーで21-20とネオクラゲを逆転、1点のリードを奪い前半戦を終える。

後半に入ると −両者手の内を知り尽くしている同士、これまで好敵手として幾度となく激戦を繰り広げてきた戦いの歴史、そして負ける訳にはいかない意地・・・幾重にも折り重なった気持ちが選手達のプレーに投影、試合はディフェンシブな戦いの様相を呈し中々得点が挙げられない重苦しい展開が続いていくがこの均衡を最初に破ったにはネオクラゲ、 開始2分、スピーディーロダンゆうまのドライビングレイアップに続いてカルロ小杉の合わせのプレー、さらにはHG小田川の意表を突くゴールでキングサンズを26−24と逆転に成功、再び試合の流れを引き戻すことに成功・・・このままリードを拡げていくかと思われたがRPGノブナガがスティールするとそのまま疾走、クイックリリースで放たれたロングレンジはまたしてもバンクを介してヒットし再び27-26と逆転に成功するも残り1分、ネオクラゲはDICE-Kのリバウンドショットとカルロ小杉のボーナスプレーで29-27 と逆転し第3Qは終了、試合は開始直後から続く僅差のせめぎ合いのまま運命の最終Qへ・・・

最終Q,ネオクラゲは第3Q終了間際の勢いをそのまま持ち込みカルロ小杉がドライビングレイアップで31-27と4点差にリードを拡げるもキングサンズもすかさずハイタワー西野の連続ゴールで31-31の同点に追いつくとここまで厳しいマンマークに苦しんでいたF山本が残り4分、伝家の宝刀のロングレンジを叩き込み34-31と逆転に成功、「明らかに気落ちしている」ネオクラゲをこのまま押し切るかと思われたがここでネオクラゲは今大会からキャプテンに就任したカルロ小杉がステップアップ、DIC-Kのリバウンドショットに続いて値千金の同点スリーを左ウィング後方からクリーンヒット!残り2分を切って36-34と逆転に成功、勢いづくネオクラゲは続いて青大将武藤が右サイドから果敢にドライブを敢行するもののキングサンズの城壁、ハイタワー西野が見事なブロックでこれを防ぎボールを奪うとインターフェースノブナガがミドルジャンパーをヒットし36-36の同点に追いつき試合は残り50秒を切ってもどちらも譲らない激戦に・・・

残り30秒、ネオクラゲは青大将武藤のターンショットで38-36で勝ち越し、このままタイムアップかと思われたがキングサンズは次のオフェンスでベースラインマスターだいきがドライブと見せかけてハイタワー西野にラストパス、土壇場で38-38の同点に追いつくと最後はカルロ小杉のチップショットが惜しくも外れて試合はサドンデスのPT(ペナルティースロー)戦に突入する・・・

最初にフリースローラインに立ったネオクラゲの青大将武藤の右手から放たれたボールはリングの右の縁に触れて惜しくもリングに嫌われ外れてしまうとキングサンズはベーらラインマスターだいきが −緊張している自分の姿を隠すように足早にフリースローサークルでポジションを取り無造作に放たれたシュートは見事にネットを揺らし、この瞬間キングサンズの勝利が決定、開幕2連勝を覇権奪回に向け順調な滑り出しを見せた。惜しくも敗れたネオクラゲはこれで1勝2敗と黒星先行、次戦からの巻き返しに期待したい。

epilougue
あの悔しい思い出から半年、僕達は再び同じライバルチームと激突した。試合は開始直後から息詰まる接戦でお互い譲らず同点でタイムアップ、そして程なく延長戦ではなくこのリーグ特有のローカルルールであるサドンデスのペナルティースロー戦に突入した。 するとうちのチームのボスは −少しは「指名されるかもしれない・・・」と心の準備はしていたが −今日の試合で獲得したフリースローを全て決めている若者や、4年前に1点ビハインドの劣勢の中、タイムアップ寸前に得たフリースローを見事に2本成功させチームを勝利に導いたヒーロー − ではなく48歳になる僕を最初のシューターに指名した・・・多分歳甲斐にもなく緊張していたんだろう・・・どうやってシュートを放ったかも覚えてない・・・気付いた時にはシュートは外れていて僕達のチームはまたしてもライバルチームに敗れた・・・でも決着が着いた瞬間、ライバルチームのメンバーが僕のチームメイトが駆け付ける前に「ナイスファイトです!」「いい試合でした」「有難うございます」と健闘を称え感謝の言葉をくれたのが本当に嬉しかった・・・ そして試合を終えた直後は「何故ボスが僕を最初のシューターに指名した」のか考える余裕はなかったけれど、自宅へと向かう車の中で −僕に「前回のリベンジの機会」を与えてくれた事にようやく気付いたんだ− 「申し訳ない、ボス。せっかくのチャンスを与えてくれたのにシュートを外してしまって・・・でも同じ機会がやってきたら今日の試合のように僕をまた最初のシューターに指名して欲しい。次は必ず決めてみせるからね!」

 
第2試合 オールディーズ対ブッダ 75-31
大会初日、エースのミスターパーフェクト遠藤が欠場したとは言え「ここ1年下位低迷を続けていた」キングサンズにまさかの敗戦、前人未到のリーグ6連覇に向けて「もはや敗北は許されない」オールディーズは開始早々、キャノンボールしんが勢いよくオフェンスリバウンドに飛び込みボールを捻じ込むとこれを合図に総攻撃を開始、ベイビーガソル三寺がブレの少ない安定したフォームからロングレンジを叩き込むとミリオンダラー浅田とキャノンボールしんが続けさまに息の合ったコンビネーションプレーで連続得点、11-0とスタートダッシュに成功、攻守の要を務めるファイナルアンサーりょうが欠場した為「オフェンスの核を欠き攻撃が単発化、統制を欠く」ブッダを圧倒、早くも試合の主導権を握ると次の瞬間、会場を騒然とさせるプレーが発生・・・BIGX西川がお手本のようなスクリーンアウトからディフェンスリバウンドを奪取、キャノンボールしんを経由してボールは右サイドラインを疾走していたベイビーガソル三寺に渡ると小刻みなリズムのドリブルでディフェンダーを引きつけて反対サイドから走りこんでいたジェニファー武田にラストパスを送ると −やや強いようにも思えたが“ファンブルするような勢いではなかったボールはジェニファー武田の手に収まることなく彼の右頬と眼窩の下付近に当たると右斜め上方に跳ね返りバックボードを経由してそのままネットを通過− ヘディングシュートならぬフェイスシュートで得点、リーグ史上、いや1891年にジェームス・ネイスミス博士が考案、誕生した120有余年にも及ぶ“バスケットボール”の歴史にその範疇を拡げてみても非情に珍しい驚愕のプレーに会場全体は大きくどよめき、”持っている男“ジェニファー武田へ大歓声が沸き起こる・・・

“偶然の悪戯”あるいは“ミステリーゾーン”に誘なわれたのか・・・とんだ“水入り“のプレーで機先を削がれたのか両者集中力を欠きしばらく得点を挙げられない時間帯が続いていくが残り3分、歴史に刻まれた事件の”共犯者“ベイビーガソル三寺が右ベースライン沿いからロングレンジをヒット!さらにはキャノンボールしんがBIGX西川、、ベイビーガソル三寺のゴールをお膳立てするアシストパスを送り21-0と大きくブッダを引き離し −このままこのQは終了か・・・ − と思われた残り30秒、デール江花からパスを受けたバター梅津が豪快にリバースレイアップを捻じ込み21-2とオールディーズがブッダを大きくリードして第1Qを終える。

第2Qに入ると −オフシーズンに結婚、そして父親に・・・ − 生活環境の変化により調整不足を不安視されていたスワン佐々木が聞こえてくる雑音を払拭するように伝家の宝刀“スワンスリー”を立て続けにヒット!さらにリードを拡げるも、このQにようやく「苦し紛れの単発ではなくチームとして攻撃の形を作れるようになってきた」ブッダが大量リードを奪われている劣勢の中で反撃を開始、キャプテンのバター梅津が「下を向き始めた」チームを鼓舞するかのようにミドルジャンパーに続いてドライブを敢行、ボーナススローを織り交ぜながら得点差を縮めていく・・・

対するオールディーズはここでヴィーナス野崎をここで投入、すると「アウトサイドシュートを警戒するナターシャゆうこの心理の裏をかいて」左エルボー付近からペイントゾーンを切り裂くようにドライブを敢行、“誰もがそのままシュートに持ち込むものか”と思われたがタイミングよくゴール下に切り込んできたジェニファー武田に見事なバウンドパスを送り得点を演出、この進化の歩みを止めないレジェンドの見事なプレーに場内からは感嘆のうねり声と共に大歓声が沸き起こる・・・

このヴィーナス野崎の見事なプレーで「パスの重要性」を再認識したオールディーズはBIGX西川とピースメーカー石渡との息の合ったコンビネーションプレーやベイビーガソル三寺のリバウンドショット、さらには大会初日とは見違えるようなプレーを見せるキャノンボールしんの連続ゴールで得点を量産、41-10とブッダを大きく引き離してハーフタイムを迎える。

後半に入るとファイナルアンサーりょうの不在が「想像以上に」影響、ミスを多発していたブッダだがようやく本来の姿を取り戻しパス周りがよくなりスムース和田のパスを受けてバター梅津がミドルジャンパーをヒットすると続いてデール江花、スムース和田が連続でドライビングレイアップを捻じ込み遠く離れたオールディーズの背中を追い始めていく・・・

対するオールディーズは序盤こそジェニファー武田の連続ミスでリズムを崩しかけていたがBIGX西川がステップアップ、ペイントゾーンやや外側で「己の気配を消してシュートチャンスを覗い」阿吽の呼吸でスワン佐々木からのパスをゴール下で捻じ込むと続いて「彼の確率の高いミドルジャンパー」を警戒する」ディフェンダーの予測を逆手にとってシュートモーションフェイクから −決してスピードがある訳ではないがまさに“いぶし銀”のドライビングレイアップを捻じ込むとこのレジェンドプレーヤーの妙技に対して場内からは大歓声が沸き起こる・・・

BIGX西川の活躍で「チーム本来のリズム」を取り戻したオールディーズのディフェンスの前にタフショットを余儀なくされなかなか得点の挙げられない時間帯が続いていたブッダだったが残り4分を切ったところで反撃を開始、スムース和田とバラクーダ月村のコンビプレーに続いてナターシャ優子がディフェンスで奮闘、マンマークに当たるヴィーナス野崎のミドルジャンパーをブロックするとすぐさま左サイドラインを疾走、オープンスペースからミドルジャンパーをヒット!「ブッダに勢いを齎すか」と思われたがオールディーズもすぐさまピースメーカー石渡がパワープレーで応戦、確実にボーナススローを2本沈めてブッダから54−21と大量リードを奪って試合は最終Qを迎える。

33点差と思わぬ大差が付き「やや緊張感が薄れつつある」中で始まった最終Q、オールディーズは1試合を挟んで予定されているネオクラゲ戦を見据えてペースダウンするかと思われたが一人ジェニファー武田がほとばしる大量の汗をものともせずコートを縦横無尽に疾走、タッチダウンパスを受けて彼のsignaturemove“一反木綿シュート”を3連続で決めるとこのプレーに誘導されるようにベイビーガソル三寺、キャノンボールしんも得点、さらにリードを拡げていく・・

対するブッダは「高校時代、都大会を制しインターハイ出場経験を持つ」スムース和田がリバウンドシュートに続いて巧みなポストプレーで連続得点し意地を見せるも最後はスワン佐々木に止めのロングレンジを射抜かれ勝負あり、オールディーズが75-31でブッダに快勝、リーグ戦の通算成績を1勝1敗としキングサンズ戦敗北のショックを払拭、6連覇達成へ向けて再スタートを切った。 対するブッダはエース、ファイナルアンサーりょうを欠きオフェンスが停滞したのが響き完敗、これで通算成績は1勝2敗となった。

 
第3試合 セガ対ファイブファースズ 48−56
悲願の大会初制覇に向けて「並々ならぬ決意を持ってこの春季大会に挑んでいる」ファイブファールズは試合開始からダンディカズがスパーク、右サイドからのドライビングレイアップに続いてゴール下を捻じ込むと続くオフェンスでゴール下に待ち構えていたボードマスターまっきーにアシストパスを送りチームに勢いを齎せると、続いてトリックスターだいごが浮足立つセガのデイフェンスを「あざ笑うかのように」巧みなドライビングレイアップを連続で沈めてスタートダッシュに成功、序盤はファイブファールズペースで試合があ進んでいく・・・

対するセガはマスターピースゆうたのリバウンドショットに続いてSS石川のパスを受けてツーフェイス前田がフラワーショットを沈めて反撃を開始するも − 得点やリバウンドだけではなくポストアップすることでインサイドの“楔”となりアウトサイドシューター達にスペースと時間を創出する −マイティマウス愛宕の欠場が影響してかファイブファールズのディフェンダーに“ほんの僅かな差”なのだろうが距離や間合いを詰められてしまいDG浅井、SS石川、そしてマスターピースゆうたのミドルジャンパーが悉く外れてしまい中々得点を挙げることが出来ない・・・

優位に試合を進めているはずのファイブファールズも「何でもないイージーショットを外してしまう」悪い癖が顔を出し連続で得点機会を逃してしまっていたが残り4分、トリックスターだいごが右サイドからドライビングレイアップを捻じ込みAND1、ボーナススローもきっちり沈めると続いてダンディカズが左ベースライン沿い後方からロングレンジを射抜いて13-6とファイブファールズがリードを拡げこのまま優勢に試合を進めるかと思われたがこの直後からセガが反撃を開始、SS石川が速攻で抜け出しフローターショットを沈めると続いて激しいリバウンド争いからボールをもぎ取ったツーフェイス前田がフラワーショットを決めて連続得点、さらには残り20秒、DG浅井がオープンスペースに走りこんだSS石川にアシスト、12-13と追い上げに成功、一時は大きく引き離されたセガがファイブファールズを1点差まで猛追し第1Qを終える。

第2Qに入るとSS石川がファーストプレーで意表を突くスリーをトップオブザキーから射抜いて15-13と逆転に成功、「するとこの“一撃”で目を覚ましたのか」ファイブファールズがディフェンスのプレッシャーをシフトアップ、一段と強めるとセガのパスミスやロストボールを誘発しスーパーボールあきら、トリックスターだいご、ダンディカズが速攻から立て続けにドライビングレイアップで得点、激しいディフェンスプレッシャーでオフェンスのリズムを崩され得点の入らなくなったセガを突き放しに掛かるが“ディフェンスをシフトアップさせた体力面での代償なのか”ファイブファールズも突如シュートが入らなくなり双方ともにスコアボードを動かす事が出来ない空虚な時間が流れていってしまう・・・

しかし残り4分、ダンディカズがこの日2本目となるスリーを射抜くとこれを合図に再びファイブファールズがオフェンスを加速し持ち味であるアップテンポなオフェンスを展開、トリックスターだいご、マイクロビーンズ遠藤が速攻から続け様にドライビングレイアップを捻じ込むと途中出場してコートに入っていたグライダー蓮見がステップアップ、ボーナススローを挟んでレイアップ、そして右ベースラインからミドルジャンパーをヒット、シュートスランプに陥り得点がピタリと止まってしまったセガを引き離し28-17とファイブファールズが試合を優位に進めていく・・・

何とか喰らい付いていきたいセガはQ終了間際にスーパーハンドル笠原が“ファイブファールズに押されっぱなしの試合の流れを断ち切る”スリーを左コーナーから射抜いて20−28と8点差にまで得点差を縮めて後半へ逆転に望むいい形で前半を終了、ハーフタイムを迎える。

後半に入るとこの流れを受けてセガが反転攻勢、マスターピースゆうたの連続ゴールに続いてツーフェイス前田のフラワーショットで得点差を縮めていくもファイブファールズはこの試合“ZONE”に入っているダンディカズが左エルボー付近からのロングレンジに続いてリバウンドショットを捻じ込み連続得点、するとこれに呼応するかのようにトリックスターだいごのランニングジャンパーやルンバ北山のミドルジャンパーが立て続けにヒット!見る見る得点差が拡がってしまい再び二桁に・・・

このままズルズルと引き下がる訳にはいかないセガはDG浅井のメキシカンパンチショットに続いてマスターピースゆうたがディフェンスリバウンドを奪うとそのままドリブルでコートを疾走、レイアップに持ち込むcoast to coast を披露、さらにはミドルジャンパーを射抜いて得点差を縮めるものの、またしてもダンディカズがハリウッド雄介のリバウンドショットをはさんで3発のスリーをヒットし応戦、縮められたリードをすぐさま取り返す事に成功する・・・

対するセガもツーフェイス前田とスーパーハンドル笠原のピックアンドロールやコニーあやのミドルジャンパーですぐさま反撃、一時16点差にまで拡げられたリードを11点差にまで盛り返し試合はいよいよ最終Qに突入する・・・

11点差で始まった最終Q、両者疲労からか得点の挙げられない時間帯が続いていたが3分過ぎにセガのエース、マスターピースゆうたがステップアップ、ドライビングレイアップに続いてトップオブザキーからスリーを射抜いて44-50と6点差にまで詰め寄り“足が止まってきた”ファイブファールズを一気に捉えるかと思われたがセガは焦りからかここで痛恨のバッドパス、攻撃機会を失ってしまうとこのミスを付け込むようにトリックスターだいごがランニングジャンパーをヒット、再びセガを突き離しに掛かるも「最後まで絶対に諦めない」セガは DG浅井、セクシーキャットウーマンのん、そしてコニーあやの“プラス1アドバンテージ“を持つ3人を同時にコートに送り込む「大量得点を狙う」攻撃的シフトで逆転を狙うとベンチの期待に応えてコニーあやが左サイドからスリーをヒット、48-55と5点差にまで詰め寄るものの残念ながら時間切れ、最後はトリックスターだいごのボーナスショットに続いてハリウッド雄介に息の根を止めるリバウンドショットを決められ勝負あり、ファイブファールズが最後まで粘りを見せたセガを振り切り56-48 で快勝、開幕3連勝と暫定ながら優勝争いのトップに立った。敗れたセガは最後まで健闘を見せたもののマイティマウス愛宕の欠場の穴を埋めることが出来ずにこれで3連敗と早くも優勝争いから脱落、最終日に予定されている2試合では次期大会に繋がる奮闘に期待したい。

 
第4試合 オールディーズ対ネオクラゲ 64−58
試合は開始早々、青大将武藤が「言葉ではなくプレーでチームの未来を担っていくであろう若者達に“気迫や気合いの大切さ“を伝えたかった」と試合後語ったようにいきなりオフェンスリバウンドを?ぎ取りボールを捻じ込みネオクラゲに先制点を齎すもオールディーズもすかさずBIGX西川が「お返し」とばかりにディフェンダーに上手く身体を預けながら技ありのリバウンドショットで応戦、するとここから「両者入れられたら入れ返す、やられたらやり返す」ワンプレーごとにリードチェンジを繰り返す激しい応酬を展開、ネオクラゲはこの試合で今大会初めてスターターに名を連ねたBS三野宮のミドルジャンパーやスピーディーロダンゆうまとカルロ小杉の合わせのプレーや青大将武藤のインサイドプレーで、対するオールディーズはインサイドにボールを集めミリオンダラー浅田とBIGX西川が代わる代わるペイントゾーンで得点を重ねるとネオクラゲのディフェンスは必然的にインサイドを警戒することに意識が集中、すると「ややおろそかになってきた」アウトサイドのディフェンスの隙を突いてキャノンボールしんがトップオブザキーからロングレンジを叩き込み追撃、第1Qはネオクラゲが16-15と僅かながらオールディーズを抑えて終了する。

互いにシュートが決まらない膠着した時間帯がしばらく続いていた第2Q、最初にゲームを動かしたのはオールディーズ、2分過ぎにミリオンダラー浅田のパワープレーに続いてスワン佐々木が右ウィング後方からスワンスリーをヒットし20-16とし“ここを起点に一気に抜け出すか“と思われたがネオクラゲもすぐさまBS三野宮のロングレンジとカルロ小杉のドライビングレイアップで反撃、するとここから「まるで第1Qの再現ビデオテープを見ているかのように」お互い一歩も譲らない激しい攻防が続いていく・・・

オールディーズはこの試合好調のスワン佐々木がこのQ、2本目となるスリーやミリオンダラー浅田のミドルジャンパー、さらにはキャノンボールしんとジェニファー武田の足を絡めた連続速攻で得点を重ねればネオクラゲも負けじとハードゲイ小田川がオールディーズのペイントゾーンを切り裂くドライブやAKのスリー、さらにはカルロ小杉のドライビングレイアップなどで反撃、まさに「入れられたら入れ返す、やられたらやり返す」両軍の意地がまともにぶつかりあ激しい応酬の連続で残り10秒を切り29-29の同点に・・・しかし「誰もがこのまま同点でハーフタイムを迎えるだろう」と思われた次の瞬間、スワン佐々木が自陣バックコートからゴールに目がけて放たれたボールがそのままダイレクトにブザービーターで直接ゴールイン、土壇場でオールディーズが一歩先行、32-29とオールディーズが3点のリードを奪いハーフタイムを迎える。

AK,DICE-Kを下げBS三野宮、青大将武藤を投入、スターターに戻し早い時間帯での逆転を狙うネオクラゲの思惑とは裏腹に“気合いの空回りか”バツドパスやロストボールを連発、自らそのチャンスを手放してしまうと「試合の“勝負所”を嗅ぎつける“嗅覚”そして一気に攻めたれる“集中力”に長けたオールディーズにェニファー武田の連続速攻やベイビーガソル三寺のミドルジャンパーを被弾、瞬く間に40-31と9点差を付けられてしまいたまらずタイムアウトを要求、「大丈夫、大丈夫、まだいける!」「ここからだ、ここから!」と浮足立つプレーヤー達を落ち着かせ再びコートに戻すと、その直後のプレーで「まるで傷口に塩をぬり込むが如く」ベイビーガソル三寺に無反動砲からのロングレンジを叩き込まれてしまいさらに得点差を拡げられてしまう・・・

しかしネオクラゲも心折れる事なく追撃を開始、ペーパーバック小森がリバウンドに奮闘、繋いだボールをBS三野宮がスリーで反撃の狼煙を挙げるとHG小田川とスピーディーロダンゆうまのコンビネーションプレーに続いてAKが右ベースライン沿いからロングレンジをヒット!40-48と最大12点差まで拡げられていた得点差を8点差にまで戻して試合はいよいよ勝負の最終Qへ突入する・・・

早い時間帯で追いついておきたいネオクラゲはHG小田川がゴール下でフリーになっていたカルロ小杉にアシストパスを送りネオクラゲが42-48と6点差にまで接近、「やや疲れが見え始めた」オールディーズを射程距離内に捉え“一気に逆転か”と思われたがこの試合を通じて「試合の流れがネオクラゲに傾きそうになる」“試合のヤマ”でことごとくシュートを捻じ込んでくるベイビーガソル三寺がロングレンジを射抜いてネオクラゲの機先を削ぐとここからオールディーズの攻撃がシフトアップ、ミリオンダラー浅田のミドルジャンパーに続いてベイビーガソルをキャノンボールしんのコンビプレーでリードを再び二桁にまで拡げると残り3分、またしてもベイビーガソル三寺の非情のロングレンジがゴールに突き刺さる・・・

残り2分、最後のタイムアウトを要求、残り時間での攻撃方法を確認したネオクラゲは長距離砲に逆転の一縷の望みを賭けて総攻撃を開始、BS三野宮のロングレンジに続いて青大将武藤のパワープレー、スピーディーロダンゆうま、AKが続け様にスリーを決めて追いすがるも時間切れ、最後はミリオンダラー浅田、キャノンボールしんにダメ押しのゴールを決められ勝負あり、オールディーズが粘るネオクラゲを64−58で振り切り大会2勝目を挙げ優勝戦線に踏みとどまり最終日にセガ、そしてファイブファールズとのダブルヘッダーに6連覇を賭けて戦う事になった。

対するネオクラゲはスターターのセンター、ゲレーロしゅんを欠きリバウンドでオールディーズに圧倒され苦戦するものの青大将武藤、DICE-Kの奮闘で前半まではディフェンディングチャンピオン相手に互角の戦いを見せるも後半開始直後、オールディーズの集中攻撃を受けて大きく引き離されるとその後は勝利への執念を見せて4点差にまで詰め寄るものの敗戦、これで1勝3敗となり優勝争いから脱落した。 最終日のブッダ戦では次期大会に繋がる奮闘に期待したい。

 
第5試合 キングサンズ対ブッダ 70-41
試合はイッコー鎗田がミドルジャンパーに続いて技ありのティアドロップ、さらにはバター梅津のパワープレーで快調な滑り出しを見せるもキングサンズもすぐさま反撃を開始、この試合ルーキーのレモンスカッシュつうと今大会好調なプレーを見せている高橋水芭蕉をスターターに起用する新しい布陣で挑むとこの用兵がズバリ的中、レモンスカッシュつうがチームの期待に答えて長いリーチと俊敏なフットワークを活かしてブッダからボールをスティール、F山本を経由したボールは前方に走り込んでいたRPGノブナガに送られタッチダウン、チームの先制点の起点になると続いてハイタワー西野がリバウンドシュートを挟んで「俺も負けじ」と今度は高橋水芭蕉がミドルシュートを警戒するディフェンダーの意表を突いてファールを誘発させる豪快なドライビングレイアップを捻じ込みボーナススローを獲得しAND1プレーで7-6と逆転に成功、−かつてはNBAのレジェンドプレーヤー、Ray Allen(MIAMI HEAT)と同じa.k.a”automatic“の称号を与えられ,リーグMVPにも輝いた経験を持つ− 黄昏のベテランプレーヤーが試合の流れを手繰り寄せキングサンズが試合の主導権を握るかと思われたがここから両軍共に「全くシュートが入らない」”エアポケット”に突入、暫く膠着した状態が続いていると残り4分、バター梅津がミドルジャンパーに続いて速攻に加わりセンターラインを疾走、イッコー鎗田のラストパスからドライビングレイアップを捻じ込みブッダが均衡を破るとともに再逆転に成功、「再び試合の流れを手繰り寄せたか」と思われたがキングサンズはここからF山本のスリーをきっかけに総攻撃を開始、インターフェースノブナガ、ハルクまことが続け様にミドルジャンパーを射抜くとこの試合開始から積極的にスリーを放っているF山本のこぼれ球を拾ったハイタワー西野がゴール下を捻じ込み第1Qはキングサンズが16-10とブッダから6点のリードを奪って終了する。

第1Q同様、開始から再び両軍得点が入らない“エアポケット”状態が続いていた第2Q,3分過ぎ、ブッダがデール江花がミドルジャンパーを射抜いて12-16とキングサンズを射程距離に捉えたかと思われたがここでバッドパスやロストボールを連発、チャンスの芽を自ら摘んでしまうとこれにつけ込むようにキングサンズが逆襲、ハイタワー西野のリバウンドショットを皮切りにベースラインマスターだいきがスパーク!インターフェースノブナガとのコンビプレーに続いて速攻から得意のミドルジャンパーを連続でヒット! −彼にとってはこのシチュエーションでのミドルジャンパーはノーマークのレイアップシュートを決めるのとさほど変わらない− 得点差を拡げるとQ終了間際にF山本がスリーを射抜いて27−14と失速したブッダを大きく引き離しハーフタイムを迎える。

第3Qに入っても開始早々“誰もが予想だにしない”プリングルスてるがリバウンドからの超低空タップショットで場内を沸かせ観客を味方に付けたキングサンズがRPGノブナガのスリーやハルクまことのミドルジャンパー、ベースラインマスターだいきのスティールからの速攻などで得点差をさらに拡げていく・・・

しかしこのまま負ける訳にはいかないブッダもスムース和田がステップアップ、F山本のシュートをブロックして反撃の狼煙を上げると続け様にミドルジャンパーをヒット!さらにはバター梅津のリバウンドショットを挟んで40歳とは思えない軽やかな動きで速攻から連続得点、遠く離れたキングサンズとの距離を少しづつ縮めていく・・・

対するキングサンズは大量リードの余裕の展開からか既に巡航速度で慌てる事なくブッダの攻撃に対応、「前掛かりになりどうしても“守備の穴”が出来てしまう」ブッダオープンのスペースを突いて残り1分、F山本がスリー続いてレモンスカッシュつうがミドルジャンパーをヒットしキングサンズが44-28とさらにリードを拡げて試合は最終Qを迎える。 最終Q,大量リードを奪っているもののキングサンズは攻撃の手を緩めることなくハイタワー西野のリバウンドショットやF山本のスリー、ベースラインマスターだいきのドライビングレイアップなどでさらにその差を拡げていくがブッダも諦めることなく応戦、ナターシャゆうこが右ウィング後方からスリーをクリーンヒットさせると「これに続け」とばかりにバター梅津がミドルジャンパーを連続で捻じ込むとまたしてもナターシャゆうこが長距離砲を射抜いて追いすがるも時間切れ、最後はインターフェイスノブナガのスリーに続いてレモンスカッシュつうにミドルジャンパーを射抜かれ勝負あり、キングサンズが70-41でブッダに快勝、開幕3連勝を飾り同じく3勝負けなしのファイブファールズと並んで優勝争いのトップに立った。敗れたブッダはメンバー不足の中で健闘を見せたがこれで1勝3敗となり優勝戦線から完全に脱落、最終日のネオクラゲ戦に次期大会に繋がる奮闘に期待したい。

 



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