Dリーグについて
  あいさつ
活動拠点
チーム紹介
  セガ
ネオクラゲ
オールディーズ
キングサンズ
ブッダ
ファイブファールズ
令和元年度秋季大会
  大会展望
大会直前情報
大会日程
大会結果
個人成績
試合速報
MVP
過去の大会記録
  令和元年度春季大会
平成30年度秋季大会
平成30年度春季大会
平成29年度秋季大会
平成29年度春季大会
平成28年度秋季大会
平成28年度春季大会
>>過去の大会記録
D-Legend
  令和2年度 秋の陣
令和2年度 夏の陣
令和元年度 秋の陣
令和元年度 春の陣
平成31年度 冬の陣
平成30年度 春の陣
>>過去の大会記録
秘密アイテムNew
  SS石川のDリーグスカウター
※PCからの閲覧推奨です
コラム
  23'渋谷区女子シニア35秋
3th フレンドリーシップ50 #2
3th フレンドリーシップ50 #1
23'大田区シニア40春 #2
23'大田区シニア40春 #1
23'渋谷区女子35春 #1
>>過去のCOLUMN
酒場探訪日記
  大衆酒場 鶴亀
焼鶏 鳳
大衆酒場 大鵬
天ぷら 三惚
炭火焼鳥 とりいち
大衆酒場 初音
>>過去の探訪日記
D LIFE
  対談スペシャル
ラムジー武田氏
high flyer氏
スペシャルK氏
ナイトトレイン氏
>>過去のD LIFE
その他
  ダウンロード
問い合わせ
リンク集


Dleague LOOKOISIDE 2015

第76回 −27年度秋季大会優勝の行方を占う−

11月14日(土)に開催された大会2日目の結果を受けて27年度秋季大会優勝の可能性を残すのは共に無傷の3連勝と順調に勝ち星を重ねている“リーグ4連覇”を目指すファイブファールズと2年ぶりの覇権奪回を狙う“絶対王者”オールディーズとの一騎打ちとなった。今回は秋季大会における双方のこれまでの戦いぶりや過去の対戦を再度検証、11月23日の大会最終日に両雄が激突する試合の行方を占ってみる事にしよう。


得点失点リバウンドアシストスティール3P
オールディーズ68.0(1)43.0(1)31.3(1)10.3(2)7.3(2)2.3(5)
FF55.0(3)47.0(2)23.3(3)13.3(1)4.3(5)2.6(4)
*数値は各部門の3試合に於ける平均値を、( )内はリーグ内の順位を表す


まずは両チームが戦ってきた3試合のデータから戦力の解析を行っていく事にしよう。上記の表を見てもわかるようにオールディーズは3P成功数以外は −これはシュート成功率が低くなる可能性があるとの理由から「敢えて3Pを多投していない」チームとしての戦術的な要素もあるが− あらゆるカテゴリーに於いてリーグトップクラスの数値を記録、またその戦いぶりもセガを64-45で下し快調なスタートを切ると11月14日に開催された大会2日目ではキングサンズを62-36、そして優勝候補に挙げられ“僅差の争いになるのでは・・・”と予想されていたブッダ戦でも試合開始から攻守に圧倒、前回大会46-55と敗れた新興勢力にリベンジを果たすと共に78-48と粉砕、3試合における平均得失点差が実に25点と他を圧する破壊的な強さで勝ち上がってきているのに対しディフェンディングチャンピオンのファイブファールズは大会初日のセガ戦には58-46で快勝したもののここのところ下位低迷が続き「直近の対戦成績、そして戦力的に考えて勝って当然」と思われていたネオクラゲ戦では48-45、同じくキングサンズ戦でも最終的には59-50で下したものの前半を終わって8点のリードを許す苦しい展開と「3連覇を続けている王者」としては“いつ下位チームに足元を救われてもおかしくない“チャンピオンとしては物足りない”試合内容と対照的な足跡を辿ってきていることを鑑みれば誰もが「オールディーズが優位」と予想するのが当然だろう。

しかしながらここでリーグの歴史を紐解いてみるとそれとは異なる側面が見えてくる・・・ここまでの両雄の辿ってきた道程は −丁度1年前、26年度秋季大会の最終日の両者の戦いに− “今大会と同じく第2試合で対戦した事も含めて” 多くの事柄が奇妙な程に符号する・・・ 今大会同様に他を寄せ付けない圧倒的な強さで3連勝で勝ち上がってきたオールディーズに対してセガ、ネオクラゲには1点差、そしてブッダには62-54と“スーパースター”アナザーワールドたくを欠きながらもライバルチームの突き上げをチームで繋いで何とか凌いできたファイブファールズ・・・

そしてその試合の結末は・・・対戦相手を蹴散らし猛威を奮ってきたミスターパーフェクト遠藤とキャノンボールしんが“異なるパーソナリティ”−オールドスクールとストリートテイスト− から放つ異質の高速ドライブに代表されるオールディーズの基本戦術である「より確率の高いレイアップやゴールに出来るだけ近い位置でのシュートを選択する」攻撃をチームディフェンスによって見事に封じたファイブファールズが53−45でオールディーズを下している事実と1年前と同様にこの決戦には彼等が残していた最後のカード、“勝利に導くJOKER“アナザーワールドたくの出場が確定、ベストメンバーを擁しこの決戦に挑んでくるチームの戦力的な要素、対するオールディーズも5連覇に代表される数々の栄光を重ねてきた”絶対王者“の称号を再び取り戻す為に、そして間違いなく「1年前と同じ轍を踏まないよう周到な準備をしてくる」であろう各々の試合に向けての様々な要素を併せ鑑みれば僅差の争いになる事は必至、今回もお互いのプライドを懸けた激しい戦いになる事は間違いないだろう。

次にフロア上で起こり得るであろう両チームのプレーを想像してみるとこの試合のポイントとなる要素がおぼろげながら見えてくる・・・オールディーズのミスターパーフェクト遠藤、キャノンボールしん、そしてファイブファールズのアナザーワールドたく、トリックスターだいごが対峙するガードポジション、あるいはパワーフォワード、センターポジションでのマッチアップでは双方共に優劣は着け難く「大きなアドバンテージを生み出す事は難しい」と仮定するならば勝負の行方はシューティングガードとスモールフォワード、すなわち2番もしくは3番ポジションを務めるウィングプレーヤー達が握っている。

ファイブファールズはアウトサイドからの攻撃を担い今大会、効果的にスリーポイントを決めているダンディカズ、ロングレンジシュートに加えてインサイドのパワープレーもこなすスーパーボールあきら、ベンチから出場、短いプレイタイムの中で確実に得点を挙げてくるBS三野宮、対するオールディーズは減量に成功、「ベストの状態」に身体を仕上げ攻守に素晴らしい活躍を見せているヒュードロクーペ荒井、正確無比のミドルシュートが武器のバイロン鈴木、そして「チームの全てを知る」ベテランシューター、スワン佐々木の各々の精神面を含めたコンディション、そして激しい火花を散らすであろうマッチアップでの優劣が覇権を賭けたこの“ビッグゲーム”の勝敗の行方に大きな影響を及ぼすと筆者は予測する。


26年度秋季大会におけるオールディーズ対ファイブファールズールズの激闘の模様はこちらから
>> 2014年秋季大会 最終日

画像をはじめ、当ホームページのデータを承諾無く、コピー・加工することを禁止します。本サイトおよびリンク先ページの内容に関する責任ならびに著作権は、それぞれのページの作成、管理者に帰属します。雑誌・新聞等にデータを転載される場合は必ずご相談下さい。

運営・取材協力 中村, 光嶋