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2013年大田区バスケットボール秋季大会


9月25日に開催された予選リーグ第3戦、対HAZZ戦の試合前、恒例の記念撮影に臨むミステリーゾーン。前列左からSE光嶋、マイティマウス愛宕、AK、SS石川。後列左からバター梅津、ベースラインマスターだいき、ハイタワー西野、キャノンボールしん、F山本。


チーム結成7年目となった2013年、”黄昏中年バスケットボールチーム”ミステリーゾーンはシーズン初戦となった大田区選手権初戦でJET2に66-48で快勝、順調な滑り出しを見せると続く2回戦でこの大田区選手権優勝経験を持つ強豪、H-bucksと対戦、早くもチームの真骨頂とも言える「説明のつかない」”ミステリーゾーン”に誘い試合開始から格上チームを圧倒、 −一時は20点以上、第3Q途中でもまだ15点差を付けていた- が大事な勝負所でイージーショットを続け様に外すなどベテランチームらしからぬミスを連発し67-74と敗戦、自ら勝利を手放してしまうものの一部ベスト4常連チームを相手に・・・互角、いやそれ以上にー ボクシングで言えば王者を1RでTKO寸前まで追い詰めた-その戦いぶりはチーム結成時に成し遂げた3部、そして2部での連続準優勝での最速1部昇格(2007)、そして3年前の1部再昇格(2010) 以来多いなる期待を抱かされるのに十分以上のもので、偶然とも言える「ほぼ3年おきに訪れるチームの上昇機運」に符号する2013年は「3度目となる飛躍のシーズン到来」への予兆とも思われたのだが・・・

大いなる期待を持って挑んだ春季大会2部予選リーグ1回戦、ミステリーゾーンは若き強豪"KETAUROS"と激しい撃ち合いを展開、速攻、そして正確なロングレンジシュートで得点を重ねてくるKENTAUROSに対し一時20点以上の大量リードを奪われ劣勢に立たされるも第3Q途中からインサイドのパワープレーからチーム本来のリズムを取り戻し一気に攻勢に転じ一時は一桁差まで詰寄る粘りを見せるものの最後は力尽き87-112と敗戦、しかし続く予選リーグ第2戦、決勝トーナメント進出には「絶対負けられない試合」で格上チーム、東実OBを説明のつかない不思議な空間、”ミステリーゾーン”へと誘う・・・

前半を31-35とリードされ迎えた後半、チームはリズムを失い第3Q途中で15点のビハインドを背負い敗色ムードが漂う中、シニア世代のベテランメンバーがチームを牽引、ハイタワー西野が粘り強いリバウンドからボーナススローで得点を繋げF山本が正確無比なロングレンジを続け様に4本射抜いて52-55と瞬く間に3点差に詰寄るとここでチーム最年長、52歳のAKが左エルボー後方の”いわゆるAKゾーン”から必殺のステップバックスリーを射抜いてチームに一気に流れを引き寄せるとここからバター梅津、ベースラインマスターだいき、マイティマウス愛宕、そしてキャノンボールしん、、、チームの未来を担う若手がラストスパート、72-69と「ベテランが試合の流れを手繰り寄せ若手が締めくくる」素晴らしいチームワークを披露、鮮やかな逆転勝利を飾り「決勝トーナメント進出は確実・・・」と思われのたが・・・後日行われた予選リーグ最終戦で中軸を欠くKENTAUROSが東実OBに74-80とよもやの敗戦を喫しその結果得失点で下回り決勝トーナメント進出を逃し再び3部での戦いを余儀なくなれてしまうことになってしまう・・・

何度も”振り出し”に、そして気まぐれな勝利の女神に弄ばれながらも”約束の地”への旅を続ける「黄昏中年バスケットボールチーム」 ミステリーゾーン。今日はここまで1勝1敗とこの試合で決勝進出が懸かる2013年大田区秋季大会3部予選リーグ最終戦、対HAZZ戦との戦いの模様をお伝えしよう。

予選リーグ第3試合 対HAZZ

予選リーグ初戦、「決して勝てない相手ではなかったんだが最後まで自分達のリズムに相手を引き込む事が出来なかった・・・」この試合後の某ベテランメンバーの言葉を借りるまでもなく連鎖反応のように立て続けに起きたイージーミス、安定感を欠いたゴール下、そして決め切れなかったワイドオープンショット・・・2度に渡り15点以上のビハインドから同点に追いつく粘りを見せながらもチューズディズに68-75と敗戦を喫したものの続く第2戦、JAMMERSの20歳そこそこの若さと運動能力、そして孤高のエース、no.12の正確無比なショットと圧巻のスコアリングパフォーマンス に手こずりながらも最終的には81-65と圧倒鮮やかな逆転勝ちを収め1勝1敗としたミステリーゾーン。今日は奇しくも昨年の秋季大会同様、予選リーグ最終戦で同じくここまで1勝1敗のHAZZと3部決勝進出を懸けてNBAPLAYOFFのGAME7ではないが”win,or go home”あるいは”dead or alive”まさに「生き残り」を賭けた運命の予選リーグ最終戦に挑む。

ここのところ2度に渡り(2008年、2012年)とミステリーゾーンに後半途中まで大量リードを奪い試合を優位に進めるもののいつのまにか「説明のつかない不思議な空間”ミステリーゾーン”に誘われ”絶対的存在”a.k.a”カイザー”中元選手(元JBL 東芝ブレイブサンダース)、破壊的なパワーと正確なミドルシュートを併せ持つセンター”ビスマルク”藤森の190CMを超える2枚看板を擁しながらも屈辱とも言える大逆転負けを喫しリベンジを果たしたいHAZZだがこの「決勝進出と2部昇格」が掛る大一番にカイザー中元、そしてビスマルク藤森のダブルエースが欠場と過去2戦に比べ戦力ダウンの感は否めないものの区民大会、そして独自リーグを通じてミステリーゾーンの手の内を、そして個々の選手を知り尽くしているイッコー槍田、バラクーダ月村、そしてデール江花がそしてピエロ西村が闘志を秘めながらいつになく入念なウォームアップを行い気合十分、さらに得点能力に優れたno.34 a.k.aアーマー石下、ロングレンジシュートと切れ味鋭いドライブを持つa.k,aマーフ立花とチェックメイト永井、そしてセンター、no.12 a.kaプラム那須の布陣で試合に挑む。

試合は開始早々、マィティマウス”ザ、ブルドーザー”愛宕がマークマンを諸共せずパワードライブを敢行、ボーナススローでミステリーゾーンが先制すると続いてベースラインマスターだいき、そしてSE光嶋のミドルジャンパーが連続ヒットし試合を優位に進めていくもHAZZもすかさずアーマー石下の連続得点で応戦、喰らいついていく・・・ミステリーゾーンはマイティマウス愛宕、そしてハイタワー西野がディフェンスリバウンドを制圧、「サッカー風でいうところのボールポゼッションでは65,いや70%をミステリーゾーンが支配」、優勢に試合を進めながらもこの秋季大会を通じて顔を出してしまう”ペイントゾーンでのフィニッシュミス、そして何でもないイージーバスケットを外してしまう悪癖が顔を出し圧倒的にゲームを支配しているにも関わらず得点が伸びていかないまさに「ピリッとしない」醜態をこの試合でも露呈しまう・・・

しかし5分過ぎ、8-5と今一つ試合の流れを掴めないミステリーゾーンはSS石川、キャノンボールしん、そしてAKを投入、するとここからミステリーゾーンのオフェンスが爆発、SS石川、そしてマイティマウス愛宕がオフェンスを牽引、−インサイド、そして次はアウトサイドからー代わる代わる得点を重ねて見る見る得点差を拡げさらにQ終了間際にF山本がトップオブザキーからディフェンダーの一瞬の隙を突いてロングレンジを射抜き瞬く間にHAZZを突き放し22-7で第1Qを終える。

第2Qに入ってもミステリーゾーンの勢いは止まらない。SS石川、キャノンボールしんが続けさまにドライビングレイアップでHAZZのペイントゾーンを切り裂くと今大会、「春季大会での汚名挽回」とばかりに安定した活躍を見せているベースラインマスターだいきが正確無比なミドルジャンパーを連続で射抜いてさらにリードを拡げていく・・・何とか離されずに喰らいついていきたいHAZZはここでマーフ立花、そしてチェックメイト永井を投入、するとベンチの期待に応えてマーフ立花がドライビングレイアップで、チェックメイト永井がファーストタッチで左ウィング付近からミドルジャンパーをヒット、さらにはピエロ西村、デール江花の連続得点で反撃、大量リードから「プレーが雑になり始め得点が止まった」ミステリーゾーンとの得点差を縮めていく・・・

しかしここでチーム最年長のAKが左ウィング付近からロングレンジをヒットすると会場の雰囲気は一変、HAZZに流れかけていた試合のリズムを「たった1本のスリー」で引き戻すとここからミステリーゾーンがまたしてもスパート!この日好調のベースラインマスターだいき、キャノンボールしんが速攻を繰り出し得点差を拡げると「幕引きの男」とも言うべきか・・・またしても第1Qに続いてこのQの終了間際にF山本がこの日2本目となるスリーを突き刺しミステリーゾーンが44-19と25点の大量リードを奪いハーフタイムを迎える。

大量リードの試合展開から薄れゆく緊張感、こぼれる笑み・・・「第3Q、特に最初は試合の流れが変わりやすい」との危惧が的中、集中力を失ったミステリーゾーンは「がさつなプレー」からミスを連発、さらにはこれに伝染するかのようにディフェンスも散漫な動きでデール江花の連続得点やアーマー石下のドライブインなどでHAZZに10連続得点を許し44-29と15点差まで詰められると残り5分を切ったところでタイムアウトを要求,「箍の緩んでしまった」チームに喝を入れるとともにキャノンボールしん、マイティマウス愛宕、そしてAKを投入、すると今大会好調を維持する3人がHAZZに傾きかけていた試合の流れを引き戻す。気合を入れ直したタイトなチームディフェンスでHAZZからボールを奪取するとマイティマウス愛宕のパワープレーとキャノンボールしんのリバウンドショットで反撃の狼煙を上げるとここでAKが右コーナーからのロングレンジスリーに続いて自陣でボールを奪うとゴールを目指してドリブルで疾走 ーそれはまるで時空を遡り35年前にタイムスリップ、3秒、いや5秒のわずかな時間、高校生に戻ったかのように − 二人のディフェンダーのマークをかわし左サイドからドライブを捻じ込み57-35と盛り返し第3Qを終える。

最終Q,「既に20点以上の得点差・・・気持ちが切れてしまっていてもおかしくない」はずのHAZZだがこの試合両軍を通じて最多の20得点を挙げたアーマー石下がアウトサイドシュート、そしてドライブで切れ込みチームを牽引、さらにはマーフ立花のスリーやプラム那須のリバウンドショットなどで遠く離れてしまったミステリーゾーンの背中を追い続けていくもミステリーゾーンもセーフティーリードを保ちながら慌てることなくマイティマウス愛宕のリバウンドショットやSE光嶋のミドルジャンパーで応戦、最後はAKが止めとばかりにロングレンジショットを連続で射抜いて勝負あり、ミステリーゾーンが粘るHAZZを76-54で粉砕、予選リーグを2勝1敗で乗り切り2位通過が決定、昨秋に続き10月18日(金)に開催される3部決勝に進出、初優勝を賭けて予選リーグ第1試合で敗れたチューズデイズと再び対戦する事が決定した。果たして創部7年目にて初の栄冠を手にすることが出来るのであろうか・・・”黄昏中年バスケットボールクラブ”ミステリーゾーンの旅は続く・・・


今大会、調整不足によりオフェンス面では本調子とは言えないもののディフェンスではその圧倒的な高さと存在感でHAZZの攻撃を封じたハイタワー西野。18日の決勝戦でも活躍が期待される。

選手権での痛恨の連続レイアップミス、そして春季大会でのサッカー観戦による試合不参加・・・不調、そして規律違反により一度は「地に墜ちた」ベースラインマスターだいきだが気持ちを入替え挑んだ秋季大会では絶好調、シリーズを通じて見事な活躍を披露、チームの決勝進出に大きく貢献した。
歴史は繰返す・・・過去の対戦の模様はこちらから

2008年秋季大会 ミステリーゾーン対HAZZ
2012年秋季大会 ミステリーゾーン対HAZZ

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